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みんなとの再会1

「ときわちゃんいますか~」

今、私は、緑竜の里にいまーす


入口で、そう言うと

走ってくるのは、ときわちゃん


「逢いたかった」

ぎゅむっと抱き付いて、すり寄る

あらら、そんなに寂しい思いしちゃったのかな


と思って抱きかえそうとしたら

隣りに立つたんぽぽちゃんにダーイブ


「よかった、元気そうだ!」

じゃれ合いながら、お互いの様子を確認

うーん、男の子っぽいよね~

こういう仕草って


「落ち着いたし、少しは強くなったよ」

たんぽぽちゃんも、ときわちゃんにじゃれつきながら

何故か、攻撃


男の子ってなんで、こう、テンションが上がると

攻撃しはじめるのかしら・・・

弟に説明を求めたら

帰ってきた答は

がーってなって、うぉーーーーって気分になるんだよ

解るだろ?


いや、解らないからきいてるし、

うぉーーーって気分にもなりませんよ

おねーちゃんは・・・


むしろ、テンション上がって、抱き付きたくなったり

若干叫びたくなるだけよね

そう、パンチなんて繰り出しませんし

なんで、回し蹴りなんてしてるんですか


「んー、教え甲斐があるねぇ~」

いや、ルアンさん、そこでしみじみ目を細めないで下さい


「け・・・喧嘩・・」

と言おうとすると

「「喧嘩じゃない!」」

息を弾ませながら、2人が即答


「まぁ、姫的理由では、体がなまってたから、にしておきなよ

 さぁさ、私らは、外でまっとこうさ」


そっか、ルアンさんは、黄竜、緑竜の里には入れない

ううん、入らないんだよね


「ご挨拶とかしなくていいんですか?」

私がそう聞くと

「姫一人で行くならいいけどねぇ・・・

 それはそれで危ないし、あの子のもう一つの家なんだから

 挨拶はいいよ

 自分でやってるだろうしねぇ」


そう言って、ルアンさんは、のんびり座ってる

規律きりつってわりには、こういう所は、妙にあっさり

まぁ、逆に合理的なのかも・・・


「ごめん、待たせたー」

息を弾ませて、2人が走ってくる

うーん、ご機嫌だなぁ


「よし、行こうか、長に挨拶したね?」

ルアンさんがときわちゃんに聞く

こくりと頷くときわちゃんに、ほらね、と私を見る

そっか、個人主義なんだ・・・

わざわざ保護者が出て行かなくても、本人がちゃんとしてるから

必要ないのね・・・


「うーん、しっかり者なのね、竜って」

頭で考えてることがいつの間にか、口から出てた


「そうでもないよ」

にこりと、両側で2人が、笑う


「寂しくて仕方なかったから、離れないよ」

ぎゅっと私に抱き付く


たしかに、しっかりものだけど、

甘えぼでもあるよね


「しょうがない子ね」

私は、笑顔で、抱き締める

うーん、可愛いなぁ~、手放したくないよね~


ぎゅっと抱き締められる感覚に思わず頬が緩む


「びっくりしたけど、嬉しかった

 迎えにきてくれてありがとう」

さわやかな笑顔でにこり、と笑ってときわちゃんが言う

はっきりと目を見て、相手に気持ちを伝える


お話する時はちゃんと、相手をみるんだよー

好きーとか、駄目ーとかそういう気持ちって

ちゃぁんと伝わるんだからね

って、教えたこと


みんなそれをしてくれる


好きだよ、ありがとう


そんな気持ちが、どんどん私の中に溢れてくる

うん、こっちこそ、ありがとう

竜の国にきて、私を選んでくれて

一緒にいてくれてありがとう


「おかえり、ときわちゃん」


はーい、お迎え始まりましたー、みんながぞくぞく集まってくるよー、そして・・・・ふふふふ何が10万PVとか15万PVなんでしょうね

一桁足りませんでした・・・100万と150万の間違いです、はっはっは・・・はぁ↓

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