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竜の国を知ろう13

長い階段、足がぷるぷる

毎日上り降りしてたら、足だけマッスルになれそ・・・

ビルだと、何階、なんて考えたくない


子竜ちゃんたちは、大丈夫ー?

抱っこしようか~?なんてのんきなもの

今回は、とりあえず、頑張ります


下につくと、人影が4人

4人??!?!


「ご、ごめんなさーい」


慌てて駆け寄ると、

みんなが、こっちをみる


「お疲れだったようですね」

にこり、と笑顔でブロージュさんの声と被るように

ロートリアスが、

「おっせぇよ」

と、ボソリと呟く

あれ?なんか、全体的に薄汚れてる?

それに、なんか元気ない・・・


「朝の内は、こいつらしごいてたからねぇ」

なんて、はっはっはと笑うルアンさんは

綺麗なもの

土に汚れたのは、二人

ロートリアスと、ヴェルデさんだけ


「ま、だから、有る意味

 有意義な時間過ごしてたって訳だ

 おはよ、姫さん、お前ら」

ヴェルデさんが、爽やかに朝の挨拶


うん、おはようございます

そして、こんにちは・・・


待たせちゃったけど、無駄な時間じゃなかったみたい

ヴェルデさんは、すがすがしい表情

ロートリアスは、若干にがにがしい表情

ほんっと、ルアンさんって格好いいなぁ~


「ほら、ちびたち始めるよ~

 姫は、そっちで、座ってな~」

そう言って、ルアンさんは切り株を指す

その切り株の周りには

果物の山


「今日は、先に持って来ておきました

 そうすれば、姫さまの傍を離れなくて済みますしね」

そういって、ちらりとロートリアスをみて

「不届きものが何をするかわかりませんからねぇ」

「何もしねぇよ!人間なんかに」


あっそー、私も知らないからいいもーん

格好いい、イケメンブロージュさんとお話してるから

それでいいもーん


ぷいっと横を向くと

ブロージュさんのくすくすとした笑い声

ちょ・・・ちょっと恥ずかしいかも


「可愛らしいですねぇ、姫さまは」

そんなこと言わないで下さい

顔が赤くなります


切り株に座って、ブロージュさんと

楽しくいつもの布談義

どうやら、伸びる素材はあるらしく

ゴムもどきはあるとのこ

よーし、これでゴムのパンツつくれるよ!


詳しい説明をしたいけど

私の説明じゃ、ブロージュさんには伝わらなくて

今度帰ったとき、持ってきます、と約束した


「下は、ちょっと暑いですねぇ」

さすがに髪下ろしてると、暑いかも・・・

纏めちゃおう


ポケットの髪セットの中にあるゴムを取り出す


はっゴム有るよ

ゴムだよね、これも


・・・こう言うとき、自分の機転のきかなさを感じるよね~

布用のゴムと、髪ゴムじゃ違うけど

ゴムはゴムだし


「ブロージュさん、ちょっと違いますけど

 ゴム製のもの有りました」

そう言って、ブロージュさんにゴムを1つ渡として

もう一つとって、私がびろーんと伸ばしてみる

「良く伸びますね

 そして、戻るんですね・・・」

ふむふむ、と良いながら、びろーんとブロージュさんも伸ばす

よしっマニア心はキャッチ成功

これで、うまくいくと、いつかきっとゴムが!


「この素材は何ですか?」

えっと、天然素材だよね、ゴムの木の樹液を

どうにかして、どうにかなって、こうなる

知らないよ~そんな事!


「詳しくは解らないですけど

 ゴムの木という木が有り、その木の樹液を集めて

 加工して作ったものなんです」

うん、これで合ってるよね


「それは、こういう風に髪の毛を束ねたりする用なんですけど」

と、髪を纏めて括る


「そう言う髪型もお似合いですよ」

いやいや、そこじゃないです見るとこ

ううう、いちいち格好良くて、照れるじゃないですか


「あんた達、やる気ないのかぃ?」

私たちの和やか会話の中に

そんな鋭い声が飛んできた


ルアンさん?みんな????どうしたの?

と、いうことで、6月3日分でした!突然遅くなってまってた方、ほんっと、ごめんなさい、今日の分も楽しんでいただけると幸いです!また明日!

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