竜の国を知ろう9
「ここなら、大丈夫だろう」
そう言って、ヴェルデさんが一声鳴いて
降りていく
下からも、う゛ぉっという鳴き声が、返ってくる
ん?誰かいるのかな・・・
ここにも長がいるの?
「強い場所少ないからな、誰かはいる」
教えてくれたのは、べにあかちゃん
立つと危ないよ?
そう思って手を握ると、平気だよ、ちょっと先行く
と、ぴょんと飛び降りた
え゛え゛ぇぇぇぇぇぇ
ちょっと待ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
「あ、じゃぁ、ボクもいーこぉっと」
そう気軽にいってまたポンと飛び降りるのは
ときわちゃん
「大丈夫、あの二人は飛べるよ」
はくちゃんが、硬直してる私をつんつんとつついて
教えてくれるけど、し、心臓に悪い
そんな、あ、そうなんだーにはなれないよ・・・
おかーさんの心臓持つんだろうか・・・
たんぽぽちゃんの頭をそっと撫でる
くるくるふわふわの髪の感触が
ささくれた心を癒してくれる
ううう、びっくりしたよぅ、こういうのはなれないよね
よしよし、というように、頭を撫でられた
ありがとう、双子ちゃん
両方から、シンクロなでしてくれると、
違う意味でも感動しちゃうわ
「着くよ、ちょっと揺れるかな」
そう言って、ぎゅっと後ろから支えてくれたのは、るりちゃん
そう言った次の瞬間
ぐらりと揺れて、どんと地面に着いた
ヴェルデさんの前に、大きな竜
その竜の視線は私に固定されてる
大きくて長い目、綺麗だよねぇ
あ、じっとみちゃ駄目なんだったっけ・・・
どうしよう、見ちゃったよ
そんな事を思ってたら、頭の中に声が響いた
『竜の護り人か・・・』
と
あきません、眠くて後書きが考えられません・・・とりあえず、おはようございます、今日も楽しんでいただけると幸いです! 今日は、全種類更新です(え?そんなことしてるから眠いんだって?・笑)チョコうまぁ~(おやつですよ、晩ご飯じゃないです!)では、また続きで!