表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
146/335

竜の国を知ろう8

「大丈夫か?」

たんぽぽちゃんが、やっぱり具合悪そう

となりにいるるりちゃんが、心配そうにのぞき込んでる


「地の気の多いところよる?」

はくちゃんが聞くと、竜語で、何か答えた


「寄ってもいい?」


そんなこと、聞かなくても、おかーさんはいいけど

他の子は大丈夫なのかな

また、別の子が気分悪くなっちゃわない?


「置いて帰ることになるけどな」

私の表情を読みとったのか、べにあかちゃんが教えてくれる

そっか、やっぱりそうだよね・・・


近場でないのかなぁ、やっぱり、この前の場所まで行くのかな

グランドキャニオンの奥の奥

遠いよね・・・


『家から近い巣に連れて行くぞ』

そう、ヴェルデさんの声

「ヴェルデ、頼む」


短く、固い言葉で、こくたんちゃんが答える

心配だよね

考えてみれば、誰かが気分悪くなったのって初めて?

1回、はくちゃんが私のあざを治そうとした時にあったったけ

でも、寝たら次の日は、もう元気だったもんね


でも、良かった・・・

家から近い場所にもあるんだ

歩いていけるかな


「歩いていける?」

そう聞いたら、は?という顔をされちゃった

「無理、絶対むり」

強調してるりちゃんに言われた

ううう、そんな言い方しなくても良いじゃない


「近いっていっても、竜体で飛んでだよ

 それに、歩くの駄目ね」

ときわちゃんに禁止されちゃった


「この世界は、人間に優しくないよ

 食べられるよ?」

あやめちゃんに窘められた

そうだった、そう言えば恐竜みたいな

ううん、むしろ、ゲームに出てきそうな

モンスターみたいなのとか、

牙が一杯あって爪が鋭くて、

何これっていう生き物が一杯だったもんね


「治ったら呼ぶ、その時来てね」

たんぽぽちゃんが、囁くように言う


「うん、絶対迎えに行く、

 またヴェルデさんにお願いすることになっちゃうけど・・・」


やっぱり、ヴェルデさん、タクシー変わりにしてる

今回は、救急車???


「気にしない~気にしないっ」

ときわちゃんが、くるくる笑いながらそう言う

なんか、お礼とかできたらいいのにね


そう思いながら、今は、たんぽぽちゃんのことが心配

風の速度が変わった

ヴェルデさんも、急いでくれてる


紫の木がどんどん遠くなる


下を見ると、広い広い森

鳥たちが、ヴェルデさんに驚いたのか、

同じ方向に、飛んで、木の緑と、鳥の白さが点々して

花がさいてるみたい


なんか、テレビみてる気分になっちゃう

アマゾンを上空から移して、

それを見てるテレビ


深い森、そして、入り組んだ川

いろんな生物、違うのは竜がいること?

それとも、そこに私がいること?


落ち着いた、ゆったりした気分なれる

この国が大好き

日本が騒がしく思えちゃうぐらい

この世界にどっぷり填ってる


でも、どちらか・・・まだ選べない

あと、1年したら、帰らないと

そしたら、あと7回

どうしたらいいのかな・・・


膝枕してるたんぽぽちゃんが

すぅっと眠りについたのが解る

ずっしりとした重み

安心して身を預ける命の重み


元気になぁれ、もう少しでつくからね・・・


何の根拠もないけど、ヴェルデさんなら

きっと、ね


はい、今日の分新終了しましたー♪、これと彼女ぼくの2本ーえーと、サイト、大人組のキャラ絵更新しましたが、後悔レベルかもしれん・・・マウスオーバーで・・・以下略、今日は麻婆豆腐と、うどんと、青梗菜とあげの煮浸しと空豆です、そらまめとうどんはお裾分けです、メニューがおかしくなりますよっ、あと1玉、明日食べないとっ 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ