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現実と私5

お出かけ予定なし!うわぁ寂しい?

いえ、引きこもりバンザイですよ、うんw

おもいきりっ息を吸い込んで

飛び込んでみたり

これでも、水泳は得意な方


吸い込まれような水面に

身を躍らせる

んーある意味爽快


その勢いをもって、ドルフィンキック!

ヘタに水の抵抗をさせない方がいいしね

よしよし、いい感じ


かなり勢いつけたこともあって

あっさりとたどり着けた


キラキラ光るものの正体は刃物

透明な刃って、珍しい水晶か何かでできてるのかな

とりあえず、木の方は・・・変化なし


ぺたりと触ってみる

やっぱり変化なし


うーん、あの王様たちの代償とは違うのか・・・

4人でしたんだから、4つあってもおかしくないわよね

だって、消えるわけじゃないんだろうから

死体みたいなものでしょ?


「我が眠りをさまたげるのは何故に」

ほら、来た!私の予感は大当たり

でも、なんか声が違う

とりあえず、日本人らしく挨拶


「こんにちは」

えーと、眠りを妨げた理由よね・・・

話がしたい・・・でいいかしら?


「話をしてもいいですか?」


単刀直入っでいいよね、解りやすいし

そして、私の息がそろそろやばい


「ちょっと、息すってきます、戻りますのでまっててください」

返事を待たずに行くわよ

まってたら、私違ういみでいっちゃいますから!


「それにはおよばん」

重低音の声が聞こえたかと思うと

私の周りから水がざっと引いた

うわぁぁぁぁ魔法だよ、魔法


「あ、ありがとうございます」

すっぱだか、なのが、水に入ってないと

なんか、恥ずかしいのかなんでだろうね


「話とは何かね」

この人?は、話のテンポが早いみたい


「昨日、こちらの世界に来たばかりなんです

 あなたと同じのような木の人は、話をしてくれないし

 戸惑っているんです」

正直なところ、困ってる、やることは解った

でも、何で私で、なんで、こうなったのか

そして、どうなるのか、そこら辺がわからない


「あぁ、そなたは、異世界の住人か

 今、国は竜の国以外で幾つある」

この人もある意味浦島太郎なのね


「3つです、湖、森、砂漠の3国です」

聞かれたことに答えましょう!


「ふむ、4回召還を行っただけか

 それほど、時は、たって無さそうだな

 木のような人というのは

 召還代償としての擬似体

 本来の体は、代償として取られ、

 あとの生をこの体で過ごすことになる」

えーと、もし100歳まで生きるとして

10歳で召還したなら90歳この姿ってことか

めちゃくちゃ不利な代償な気がしますけど・・・


「召還および、大きな術を使用する場合は

 各国王が代償になる

 竜が一番長生き故、そなたが言う木の中に

 私しか今はおらぬな」

くすりと、笑う気配

その気配は、凄く寂しそう


「やっぱり、竜が一番長生きなのね

 私、竜の子を7人育てることになったけど

 私の寿命ってたりるのかしら」

よぼよぼになって、あの作業はいやよ

なんつー奴隷生活


「そなたの生きる時は、この地の時大きくずれてるな

 それにしても7人とは多いな」

くすりと笑う気配

こんどは、どこか楽しそう


「でしょ、でも、卵さわっちゃったから

 私がおかーさんにならないと、死んじゃうって

 脅されるし、しょーがなくよね~」

普通に考えてやっぱり多いのか

あの諸悪の根元ども

いや、触った私が悪いのか・・・うーん


「卵の数だけ、人を呼ばなかったのが珍しい

 我らは森の民を40人喚んだ」

まぁ、そうよね、諸悪の根元と同じことはしてるけど

40人、1グループ喚びましたのほうが

生活的にもいいだろうし、なにかしらいいわよね


「卵の数は、10個だけどな」

この人のほうがちゃんと考えて計画的じゃない

ちょっとホントに、諸悪の根元ども

何考えてこうなっちゃってるのよ


「そうよね、普通家族総出で喚んで

 暮らしやすく、精神的にも安定して

 その上、大人数であたるわよね

 経験者じゃないんだし」


「彼らを喚んだ理由の1つとしては

 彼らが元の世界で追いつめられて

 新しい新天地を欲していた故に

 我らと合致した状況ということだ」


ほらほら、説明はなくても、前後の心配りができてるわけよね


「ううう、私って無茶ぶりさせられすぎなんじゃない?」

泣き言の1つも言いたくなる


「そうじゃな

 ところで水面で白竜が慌てて居るぞ」


上を見ると水面に白い人影

うわ、すいません

長話してます


「また、話にきてもいいですか?」

ひとりぼっちで起きてるならいいよね

むしろ、いいって言って


「構わぬよ

 あと、その剣をもって行け

 暇つぶしに作ったものだ

 そなたに授けよう」


水晶みたいな感じの透明の剣

ゲットしました


「ありがとうございます

 いただきます」

これで、何か切りたいときには、楽に切れそうだ


「じゃ上行きますね」

こぽりと、水に触れると弾力が帰ってくる

「上まで送ろう」

ふよりふよりとした浮遊感

「では、また!」

手を振って、お別れ

話ができる、かつ、話になる人がいて良かった

また、いつもの時間ぐらいに続きアップしまーす

ネットで遊んできます!

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