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久々の竜国11

お待たせしましたー、週間マンガのように、続きが気になる展開真っ最中ですね、どきどき楽しんでくださいー

真っ赤な目をしたべにあかちゃん

前、じっとみすぎて、そうなったのはみたけど

今どうして、そうなってるか解らない


そして、対処法も解らない

匂い・・って言ったよね


「匂い?」

くんくんと自分の腕を嗅ぐ

お風呂も入ったし、もう大丈夫な筈

それとも、ヴェルデさんからも言われた、いい匂いのことなのかな

いい匂いなんて、してないとおもうけどなぁ


べにあかちゃんに視線を合わすけど

べにあかちゃんの視線はあさっての方向

その視線をたどると、行き着く先はあやめちゃん


「あやめの匂いと、誰?」

あやめちゃんに、ねらいをすますようにじっとみる

ぽすりと肩に感覚があるので、そっちを向くと

るりちゃん


「うん、誰?」

くひくひと鼻を鳴らして、匂いを嗅ぐるりちゃんの

目の色が瞬時に変わった

あ、耳も変わった・・・

人魚さんみたい、魚のひれみたい

触っていいのかなぁ・・・

でも、なんな怒ってる???


「あやめ、答えろ」

その言葉とともに、全員がその場で立ち上がった

あやめちゃんと、私の周辺にその他の子たち


喧嘩?喧嘩しちゃうの???


「強い、匂い」

鼻をよせて、ぼそりと呟いたのはこくたんちゃん


「紫竜は少ない、長ではないの?」

いつも隣りにいるはくじちゃんが言葉を追うように答える


「うん、あたり、長の匂いがついたから、僕がつけ直した」

そう、あやめちゃんが答えると

みんな頷いた

あやめちゃんもとことこ歩いてくる


ああ、よかった喧嘩じゃなかったんだね・・・


「だけど、服、早く脱いで貰いたい」

ぴらりと、裾をめくる


ちょっエッチ


「あやめちゃーん、めくるの駄目っ」

スカートを押さえたいけど

がっつり抱き締められてるので、それは無理

うーん、そろそろ離して~、べにあかちゃん


「これ、いらない」

むっとしたように、各所で、そんな声が挙がる

私の服をじっとみてる

・・・ん?脱げってこと?

まぁ、替えの服は、あるからいいけど・・・

とりあえずは、離れようか


私がそう言おうとした瞬間

ぼうっと炎が上がった

そして、ふわっとした風


「きゃぁ、火事?!?!?!何?!?!?!」


やっと抱き締める腕をゆるめてくれたべにあかちゃん


・・・ん?なんか、すーすーする


え?????なに???これ・・・


「やけど・・・してない?」

さわりと、指でなぞるようにお腹を触るはくじちゃん

くすぐったいよ、そう言おうとして気付いた


なんで、私真っ裸なの???


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ぺたりと、その場に座る

なんで、どうして、何時の間に裸になったの???


「浄化完了っ」

得意げにべにあかちゃんがいう

「僕の風も上手かっただろ?」

そんな感じで、お互いの健闘をたたえ合ってる


いやいや、二人の所為ですか????

火事っておもったのは、私の服が燃えたからですか????


うわぁぁぁん、言ったら脱いで着替えるのに


「おっ、お風呂入ってくる」

もう、逃げよう、そして、水の王さまに挨拶して

泣きつこう、もうセクハラ地獄です

でも、本人たちに悪気はないので、どうしたら良いですかって聞こう


「あ、うん、でもその前に・・・」

ぱしり、と再び手首を掴まれて止められた


真一文字の横方向に伸びる長い耳

金色に近い目の色

濃い緑の短い癖のある髪の毛が、風でひらひら揺れてる


「あやめ、だけ?、それは駄目」

アンケートを答えてくださった皆様ありがとー、まだな方よかった答えてね~私、楽しんでますよ~


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