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久々の竜国6

ピンクモードの主人公に次なる試練?さてさて、どきどきにやにや

お楽しみあれ~

紫の木の巣は、温かいけど、

濡れた体は、冷えちゃった、手だけ浸かってても

じんわりとする暖かさが、嬉しい


「じゃ、お風呂はいってくるね~」


そういって、あやめちゃんにバイバイと手を振ると

ぷるぷると首を横に振られた


「一緒に入る、駄目なの?」


ううう、高校生の男の子と入れるほど

私度胸ないです


「駄目?」


駄目押しのように、あやめちゃんが聞いてくる

駄目っていうか、まずいっていうか

でも、あやめちゃんからしたら

変態前はいつも通りのことだよねぇ

まぁ、水の方が好きだったりしたから

いつも一緒じゃなかったけど


うん、女は度胸だ

それに、あやめちゃん的には、駄目っていわれたくないよね

もう少し大人になったら、駄目って言おう


そんな事を考えてたら

あやめちゃんは、もう入ってた

気持ちよさそうに、顎まで浸かってる

あやめちゃんも水被ったから、冷えちゃってたのかな


「早く来て、寒くない?」


小首を傾げて聞くから、やっぱり冷えてたのね

換えの服がないから、二人の服を適当なでっぱりにひっかけて

私も入る


うーん、気持ちいい


「気持ちいいねぇ」


そういうと、あやめちゃんは、こくりと頷く


思ったよりも、というか、かなり深いこの温泉

顔をつけてのぞき込んでもまだ下が見えない

紫の木の為の場所と同じ構造だったら

なんか、すごいよね


とろりとした液体

あやめちゃん曰く、木の樹液が溶け込んでるから

体にもいいとのこと

とろりとした感触が、肌にも良さそうだわ


そういえば、子竜ちゃん1人とゆっくりいるのって

始めてかも

前回の変態期の時も、最後はときわちゃんだったけど

目的があったからのんびりとか、ゆっくりとは

言えなかったものね~


そんな事考えてるとあやめちゃんをガン見してた


濡れて、柔らかで曲線のある髪がいつもより大人しい

毛先に行くほど、紫の濃くなるグラデーションの髪が

不思議な濃淡をつくってどこかのお人形さんみたい


それに、結構美人さんよねぇ

あやめちゃんが、一番女顔かもね

帰ったらみんなもじっくりみてみよう

綺麗でかっこいいが、多い竜の人たちだけど

子竜の内から、その片鱗

ううん、遺憾なく発揮してるよね

ちょっと羨ましいかも


ぱしゃりと、顔を洗う

ろとりとした液体が、滑り落ちてく

なんか、粘度の高いローションみたいでいいなぁ

顔つけちゃおうかしら


そう思いながら、ほっぺたを両手で包み込むようにしてたら

ぐらりと、世界が揺れた


ん?


目をあけると、近くにあやめちゃん

びっくりした

そして、そんなに近づかないでー


慌てて私に首を傾げて笑ってる

うん、一人でテンパってるよね、自覚あります


「ん?どうしたの?」

平静を装って、そう声を掛けたけど

あやめちゃんは、何かに気をとられてる見たい


「うん、ちょっとね」

そういうと、あやめちゃんは、がしっと私の腰を掴むと

そのまま抱き上げた


「きゃぁ、えっち」

とっさに両手で胸を隠す、

むしろ、下半身、いや、全身隠したいですっ


「うん、ごめんね」

謝ってるけど、謝ってない声

まだ他の事に気をとられてる

うん、おかーさん、裸なんだ

こんな状況居たたまれないんだ・・・


心の中が、涙を流すけどあやめちゃんは

水中でどうやって、私を抱き上げてるのか

不思議なことをしつつ

くんくんと匂いをかいでる


ん?臭い?何????

お風呂は入ってきましたよ、臭くないはずだけど

やっぱり、一人でどきまぎしちゃうのは

しょうがない


だって、考えてもみて!

見目の良い高校生と一緒にお風呂に入って

裸のまま抱き上げられ、お腹のあたりの匂いをかがれてる


これって、なんのいじめ?


そんなことを考えてると、あやめちゃんは

ふぅ・・・とため息をついた

その息が、お腹にあたってちょっと寒い・・・


「やっぱり、洗うだけじゃ駄目か」

【エロ?警報】→詳細は、活動報告 114は、若干15禁?なシーンがあります 

読み飛ばしてもいいように、してますので 

読み飛ばしたい方は、114に移動してください  


と、いうことで、明日になりますが・・・これってなんのいじめ?と思いつつ、私はねます・・・はい

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