久々の竜国5
ただ今です~若干おそくなりましたー
残り2つも同じ様な用意されてた場所で
怒濤の勢いで発芽した
私は、その1つに居る
うーん、大きい
そっとふれると、温かい
種の時と変わったのは
ふわふわとした毛、根っこがないぐらい
植物、というより何かの生き物みたい
とくんとくんという鼓動はないけど
気配を感じる、じんわりと温かくて包み込む
そんな優しい気配
でも、よかった・・・
これで3つ、紫の木が増えた
紫の竜もその内、増えてくれるかな
やっぱり、寂しいものね・・・
私たち竜の家族より少ないんだから・・・
ぽすっ、ぼーっと木にもたれかかってたら
あやめちゃんが膝の上に頭をのせてきた
竜体の時は、普通だったけど
人型でされると、ちょっと妙な気分
高校生ぐらいの子だから、もうこんな風に
甘えてくることはないしねぇ
するとしたら・・・
ううう、今日駄目だなぁ
私、ピンクモードになってるのかな
全部社長と、篠山さんの所為だ・・・
ううん、さっきのあやめちゃんのキスの所為かも
あやめちゃんの髪の毛を梳くように撫でる
グラデーションのかかった綺麗なしなやかな髪
キラキラと光に反射してる
本当は、たてがみ・・・なのかな
指に当たる感触がさらさらして気持ちいい
繰り返し、さらさらと梳いてると
あやめちゃんが、うっとりと目を細めながら
気持ちいい、呟く
そういう仕草は、竜体のころとあんまり変わらない
ぽてーんと腹這いになって
頭をのせて、くるくると歌うように鳴く
なんか、人間体になったからって
引いてた自分が馬鹿みたいだね
子竜ちゃんたちからしたら
折角おっきくなって帰ってきた
私がしてごらーんって教えたことを
まもってちゅうしただけだしね
「あ・・・」
がばっと、起きあがるあやめちゃん
びっくりした・・・
「お風呂・・・はいろ?」
あやめちゃんが小首を傾げていう
うん、まぁ、いいけどお風呂好きだし
ぽてぽてと、向かったのは、木を植える予定地?
周りに砂があって、中央に水がわき出る場所
「ここは、温水、木は植えれない」
たしかに、お湯はまずいよね
手を浸す
「うん、温い」
にっこり笑っちゃうぐらい、気持ちよさそうな温度
竜の国の温泉4箇所目・・・かな?
やったね☆感想が増えたよっ☆という気分です、よかったら萌えたーとか、誤字ーとか絡んでくださいねw変な絡みで返しますwあ、必要ない・・・ちぇ~