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新しい恋をはじめよう2

書きためしてる楽ですねぇ~

夢を見てる、そう解ってる夢


それは、私じゃない、誰かが見てる夢

その夢を私はのぞき見てる


さわさわと梢の音

風が吹き抜けるたび、歌を歌うように

木々が葉擦れの音を響かせる


くすくすという精霊たちの笑い声

よく分からない言語の歌が、上から下から響いてくる


まるで世界が、歌で出来てるみたいに

巨大な木に、ぽっこりとブロッコリーのような

うす紫の葉


さわさわと揺れて、歌う

そんなゆったりとした夢


大きな木も、はるか眼下に見える木も

うす紫で、所々に竜か見える

紫の木が、竜と歌ってるみたい

長い首を、空に伸ばして

その姿は、木の幹のよう

ゆったりと揺らしながら、高く低く竜独特の歌が聞こえる


ふるり、木々が揺れる


私の中からも、歓喜が溢れる

その感情は、歌となって体をほとばしる


ぱちり、と目が覚めた

しっとりと濡れてる枕

・・・光が眩しい・・・


夢みて泣くなんて、久しぶりかも・・・

紫の木の種は、ふわふわとした白い毛に包まれてる

そっと抱き締めると

そのふわふわとした毛は、やわらなか子猫のようで

なんだか温かい気がする


「もうちょっと待ってね

 宅配の人がきたら、向こうに行こうね」


片手ぐらいの大きさになった種

重さは、ちょっとずっしりするぐらい

もう少ししたら、きっと根っこでるんだろうねぇ


で、今何時?

時計を見ると10時

・・・あれ?10時に、来てくださいね・・・とか

お願いしなかったっけ?


きゃーーーーーーーっ


あの綺麗で幸せな夢心地は、

そんな現実によって破られました


急いで、トイレにいって歯磨きして服を着替える時間は

ありました

あー、良かった


沢山ありますねぇ~なんて言われながら

クロネコにゃんこにお願いして

発送完了


じゃっ、出かける準備をしちゃいますか


らくらく格好こと

かぼちゃパンツと、ふわふわスカートを装備し

今回は2年間ぐらいの滞在予定だけど、

作れる暇はあるはず、

子竜ちゃんたちが起きてるとは限らないし

何かあれば、きっと言いに来てくれるはず

ファスナーとホック針ももって準備完了


さーて、帰ろう

紫の木の種を袋にそっと入れて

私は再び眠りにつく


おやすみなさーい

と、いうことでっついに、明日!明日、竜の国ふたたびーーーです 竜国ファンの方、子竜ちゃんたちにあいたいかーっ・・・なんてね(照)では、また明日、これくらいの時間に!

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