【はじめに】
こんにちは、僕はささやまだ。
僕は長い歳月をかけて、自分のうつ病の原因と治療法にたどり着いた。
嘘だと思うかい?
そう思うのも無理はないよ。
確かに、僕の頭がおかしくなっているのかもしれない。
僕が見てきたものは幻覚や妄想なのかもしれない。
だから、僕がこれまで見てきた景色の数々を、小説という形にまとめようと思うんだ。
僕がおかしくなったのか。
それとも、僕におかしなことが起こっているのか。
僕の目線に立ってこの景色を見てもらいたいんだ。
あれだけ苦しかった日々が噓のようだ。
でも、確実に身体にダメージは入っている。
残された時間がどのくらいあるのか、僕には分からない。
でも、これを書き残すことが僕の使命の一つであることは理解しているつもりだよ。
みんなにはこの物語の証人になってもらおうと思う。
それでは行ってみようか。
連綿と続く迷宮の入口へと。
R・メテオセリーナ・サクシッド
【注意】
*この小説はフィクションです。
実在する人物や団体とは一切関連がありません。
小説内で表現される医学的内容についても、その全てが筆者の創作です。
作中の事象を真似た結果として、読者の皆様の健康に何らかの損害が生じても、筆者はその責任を負うことができません。