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第5話 決断と決意
「どれだけの罪を重ねても、必ず君に会いにいく」
この手を汚してでも 成し遂げたい事があった
必ず助けるよ 会いたかったから
どれだけの罪を重ねようとも 忘れない
君が笑顔だった頃 君が輝いていた頃の事
小さないたずらで泣いて怒って
ささやかな幸せで笑って喜んで
楽しかった時間を
どれだけの人を助けたって
それはただの記号でしかない
どれだけの人が救われたって
それはただの事実でしかない
君が 君の救いだけが
この世界で価値あるものなんだ
この心を動かすのはただ一人だけ