表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結済み】世界のためなら何度でも  作者: 社長
第四章、鈍色の正義
84/192

#82 三・体・合・体!!!

『あいつ、おちるところまで堕ちやがって。』


「あいつに供給される魔力を切っても不死身は発動する、何かあいつの弱点とか無いのか?」


『あいつ魚が苦手だ。』


「……他には?」


『後は蟹とか嫌いだな。』


「食べ物が不死身を打開できると思ってんのか!?」


『いやなんかドラキュラみたいに消滅するかなって。ちょ、悪かったから!!』


「じゃあ魚投げてみるか。」


そう言ってルシファーは空間魔術から生魚を取り出して投げつける。


正義は一瞬びくっとしたがすぐに真顔でこちらに近づいてくる。


『やっぱダメだったか。』


「何冷静にしてんだ!!なんか対抗策を考えないと!!!」


『お前の魔力でどうにかならないの?』


「人任せにするな!!一応お前の体なのだぞ!!!」


『ん〜じゃあ俺とルシファーが融合するんじゃなくてルシファーとベルゼブブが融合すればいいんじゃね?』


「それは無理だ、我々悪魔は依代がないと融合はできない。


『いや、ひとつだけ方法あるぞ。』


さっきまで黙っていたベルゼブブが口を開く。


『その状態のお前らと俺が融合すればいいんだよ。』


『三体合体ってやつか。可能なのか?』


「やってみんと分からん。やってみるか。」


『そうだな。ベルゼブブ、力を貸してくれ。』


『いいぞ、融合だ!!』


ベルゼブブがそういうとベルゼブブの魂が俺の体に入ってくる感覚と共に俺の魂が体からはじき出される感覚がした。


『え?』


「失敗したか……。」


俺の体は緑と黒の蝿のような鎧に漆黒の翼と堕天輪がついたようなかっこいい見た目になっていた。


ただ一つ言いたいのは俺に体の感覚がなくなっていることだ。


『ベルゼブブ、失敗ってどういうことだ?』


「お前の体はもともと2つの魂しか入れないくらいの小さな器だったのだ。そして俺が無理やりお前の体に入ったせいで元の魂のお前がはじき出されてしまったんだ。」


『え、これ戻るの?』


「……。」


「……。」


『な、なぁ。ベルゼブブだけじゃなくてルシファーまで黙ってどうしたんだよ。戻るよなぁ?これ、絶対戻るよなぁ!!!』


「よし、ルシファー。久しぶりに共闘するか。」


「そうだな、俺たちの力を見せつけてやろう。」


『戻るよなぁ!!!お、おい。目をそらすな!!!!!」



YouTubeの垢をつくりました。

イェーイ

チャンネル名はつぼっちで、黒い背景に白文字でつぼっちと書かれたアイコンです。

チャンネル登録よろしくな!!



それともう一つ

『この世界も居心地悪いから改造してぶち壊す』を投稿しました。

この話ではアレイスター陣営の一人、ヴァン=クロムウェルが主役です。

(アレイスター陣営に関しては#89で出てきます。お楽しみに。)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ