表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結済み】世界のためなら何度でも  作者: 社長
第三章、複製は劣化ではない
77/192

#75 魔剣使い

前章のあらすじ

100年の時を経て世界に舞い戻った聖夜。

100年の間に国は発展を遂げていたが財政難に。

そこで今まで宝物庫に眠っていたお宝を売ることに!!

「こ、これ全部売ってくれるのかい?」


「あぁ、大量の金が必要なんだ。」


「これはすごいぞ、『禁じられし魔導書』や『ダイナモロス鉱石』なんかもある!!!」


アレイスターは宝の山に目が釘付けだ。


「なるべく高く買い取ってくれよ。」


「あぁ、わかってるよ。明日の夜までにお金を用意しとくよ。」



次の日



俺とミルドはアレイスターに宝を預けた後、近くの草原に行くことにした。


草原は食料モンスターやそれを狩りにきた人間がいっぱいいるからな。


俺はしばらく人間やモンスターを狩った後、昼食を取っていた。


「うーん、やっぱりチキンナゲットはうまいな〜。」


「これが主人の国の料理、なげっとですか。確かに美味しいですね。」


俺とミルドがナゲットを食っていると前から一人の人間が近づいてきた。


「お前がグラトニーだな。」


「……。」


敵か。


「あぁそうだ。」


「お前に恨みはないが、魔剣所持者である以上死んでくれ。」


「あ、そういうのご飯食べた後にしてくんない?」


「しょ、正気か!?俺はお前の命を狙ってるんだぞ!!」


「いや勝負なんていつでも出来るじゃん。俺のできたて熱々のナゲットは今しか食えないから待ってよ。ほら、お前にもやるから。」


サクッ


「うまい……。」


そして俺とミルドは昼食を食べ終え、戦闘態勢に入る。


「俺が魔剣使いってどこで聞いた?」


「魔剣と魔剣は魔力で惹かれ合うからな。」


そう言って男は魔剣と思わしき剣を取り出す。


「お前は二人がかりでいい、かかってこい。」


「ずいぶん余裕だな。二人の攻撃を一人で防げる気か?」


「確かに一人だが1本ではない。」


そう言って男はもう一本剣を取り出す。


だがそれはさっきの魔剣と全く同じ形と魔力量だった。


「魔剣が二本?」


「魔剣にはそれぞれ異常能力がある。お前の魔剣が悪魔を憑依させることができるように俺の魔剣、レヴァティンにも異常能力が備わっている。」


そういうと男の魔剣が宙に3本、4本とどんどん増えていき手に二本、宙に8本の計10本となった。


「レヴァティンの異常能力、[複製(コピー)]。元の魔剣(オリジナル)複製魔剣(レプリカ)を生み出すことができる。」


そうして男は全ての剣を構え、


「自己紹介がまだだったな。俺の名はデュノワ。魔剣レヴァティンを使う魔剣使いだ!!!」


評価、ブクマ等よろしく

感想待ってます

活動報告も見てってね

(次回はちょっと飛んで3月3日投稿です。

 お見逃しなく。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ