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【完結済み】世界のためなら何度でも  作者: 社長
第二章、二度目の転生
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#73 我が国の重役達

「なぁ、感動するのはわかるけどそろそろ泣き止んでくれない?もう3時間も泣いてるんだよ?」


「うぇ〜〜〜〜ん、マズダ〜〜〜。だって〜、だって〜〜〜。」


「お前100年の間に何があったんだよ。」


ゼロのこんな感情を剥き出しにした姿初めて見たな。


「我が主人よ、私は帰ってくると信じていました!!!!」


ミルドも必死に泣くのを堪えている様子だがずっと泣いたままだ。


「そ、それで今この国はどういう状態なんだ?」


「はい、元は荒廃した荒地になっていましたが今では〈狂魔王〉様の手助けもあり、なんとか現在まで持ち堪えてきました。」


そう言いながら鼻を思いっきりかむゼロ。


魔王ってことはハジメが手伝ってくれたのか。


今度お礼しに行こうか。


「交易はどうなっている?」


「現在交易路の整備がまだ完璧に整っておらず、3カ国程度しか交易できていません。」


そして一番大事な財源。


「宝物庫は無事か?」


「はい、まったく持って無傷です。」


宝物ことは国の地下に隠したでかい金庫。


俺の魔力にしか反応せず、今まで蓄えてきた金品や武器がいっぱい入っている。


「よし、今から会議室に貴族達を集めてくれ。大事な話がある。」


俺がミルドとゼロに伝えると二人は転送石を使って貴族達を集めてくる。


四人の貴族はあっという間に集まった。


まず最初に来たのは〈魔剣聖〉カムイ。


カムイは一見普通の人間だが魔術がまったくできない代わりにそれを補う剣術を使え、逆十字騎士団副団長であり上位魔人。


東区を統率している貴族だ。


そして2番目に来たのが〈無限〉ビーカ。


ビーカは三角フラスコに入った白色のスライムで自作魔術オリジナルの黒氷魔術を使えるホワイトスライム。


西区を統率している貴族。


3番目に来たのは〈紅血〉アーク。


吸血鬼だが日光が好きで血はあまり好きじゃないらしく、操血術という血を操る術を使う上位吸血鬼ヴァンパイアロード


南区を統率する貴族だ。


そして最後に来たのが〈昆虫王〉コーカサス。


強靭な鋼のような黒光する体を持ち、自然の循環の力を使う自然錬金術を使うベルゼブブとは師弟関係だったらしい魔蟲。


北区を統率している。


この四人に加え、魔国の重役数人を呼んでおいた。


この国随一の商会である《グラトニアス商会》の会長カルヴァン。


この国の騎士団である《逆十字騎士団》団長のエーミール。


俺を崇める宗教、《魔神教》大司教のザルトルート。


そして俺とゼロとミルドを含めた計十人で会議が始まった。


「では今から重役会議を始める。」


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