#7 虎狩り!!
300pv突破
ありがとうございます!!
これも読んでくれている皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!
これからも頑張りますのでどうかよろしくお願いします!!
クマを倒しただけでレベルが30を超えてしまった。
「……この虎倒せんじゃね?」
俺は逃げ回りながら虎を鑑定する。
名、マシン・タイガー
種、魔物
レベル、33
説明、昔、とある科学者が面白半分で魔物の虎の皮を改造したら突然変異して皮が鉄板のような硬さになっ たまま増えた魔物。ぶっちゃけそんな強くない。
レベル33か。
あのクマより強くない、いける!
俺は方向転換した後、そのままダッシュで虎の方に向かった。
虎は予想外の行動に出たからか驚きを隠せてなかった。
「がるる!?」
「食らいやがれ!!」
カーーーーーン
「い、イッテェ!?」
そうだった、この虎の皮めっちゃ硬いんだった。
虎は「バカだろこいつ」みたいに鼻で笑いやがった。
やめて!そんな顔で見ないで!
俺は対策を考えるべく、再び森の中を走り回った。
せめてどこかに武器があれば……
「ん?」
そこを見ると1人の男が横たわっていた。
近づいて見てみると、それがエルフの死体だとすぐにわかった。
大きな爪で引っ掻かれたような傷跡があり、だいぶ経ったのか血は止まっていた。
爪の大きさからしてあの虎がやったのだろう。
彼は、弓矢を使うのか弓を持っていた。
「すみません。あなたの弓をお借りします。」
俺は彼の死体から弓と矢、そして持っていたバッグを拝借した。
「誰かは知らないけどあなたの仇、取ってやりますよ!!」
そう言って森の中に戻る。
虎の魔物は待っていたようにぬっと現れた。
「グルルルルルルルルル」
「おら子猫ちゃん。勝負じゃぁぁぁぁぁ!」
俺は弓を放つ。
昔弓道部の友達に少しだけ習ったお陰でまっすぐ打てた。
虎はそれをヒョイとかわし、俺に攻撃をあびせようと襲いかかってくる。
「そうはさせるかよ!」
俺はエルフの青年のリュックの中から毒投げナイフをだし、虎の目をめがけて投げる。
ドシュ
「ガルルルァ!?」
突然の毒でびっくりしたのか悲鳴をあげる虎。
俺はその瞬間を逃さなかった。
俺は隙だらけの虎に向けて矢を放つが、
ビューー
「か、風!?」
タイミング悪く、突風が吹いて俺が放った矢は、
ザグッ
虎のキ◯タマに直撃した
「ぎゃうん!?」
「あ……」
ドサッ
よっぽど痛かったのか虎は少しのたうち回った後、失神してしまった。
正直失神している相手を倒すのは心苦しいが、俺は毒投げナイフを虎の心臓に突き刺す。
虎は口から血を吐いて絶命した。
「……と、虎狩りクリア!!」
なんか釈然としなかった。
ブクマ、評価等々よろしくお願いします。
くればくるほど僕が家で踊ります。