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【完結済み】世界のためなら何度でも  作者: 社長
第七章、錬金術師と蒼き血
43/192

#43神聖会議

天界〜女神の地〜


会議室と書かれた部屋に2人の人間が立っていた。


少年のような風格を漂わせる姿の男が女神の部屋の扉をノックする。


隣には鎖で縛られた女が立っている。


ガチャっと扉が開くがそこから出てきたのは〈タロット〉の1人、[NO.11]正義だった。


「お前達遅刻だぞ!!早く席に着くんだ!!!!」


そう言って扉を全開する。


そこには椅子が円形にならんでいる。


真ん中にはどでかい椅子が置いている。


あの席はもちろん女神の席だ。


まぁ今日も来てないけど。


そして周りには22席の椅子。


ただ、今いるのは少年たちを含め七人。


彼ら以外の14席の上には綺麗な花が置かれていた。


花の名前はシクラメン。


よく葬式とかで飾られる花だ。


ただ、ひとつだけ何もない椅子がある。


それは[NO.0]の席。


女神を裏切ったが女神は懲りずに毎回神聖会議の案内の紙を渡している。


それだけ重要な戦力だったんだろう。


その席の人物は現在地上で店を出しているらしい。


僕たちは椅子に座る。


「これで七人揃ったな、ではこれより神聖会議を始めよう!!」


正義が司会を始める。


「ではまず先の戦いに敗れた魔術師の処分についてだが。」


そう言ってモニターに男が映される。


それはグラトニーとか言う裁人に倒された彼らの元仲間。


[NO.1]魔術師だ。


ただなんか前より少し痩せてる気がする。


「彼は裁人に敗北し、逃してしまった!!よって堕天の刑に処すことに決まりましたが反論はあるか?」


誰も反論しない。


ちなみに堕天というのは天使(神に使えるタロットも例外ではない)から力を奪って天使でなくすること。


そしてそんな話が1時間くらい続き、最後の話になった。


「最後に危険人物たちの指名手配についてだ!!」」


そう言って全員に資料を渡してくる。


流石に天使たちだけじゃ全員始末するのは簡単ではない。


だから人間たちにも目撃情報でもいいから情報をもらおうって作戦らしい。


「全員資料に目を通しておくんだ。それでは今日は解散とする!!!!」


そういうと全員資料に目を通し始めた。


そしてその後に今後の対策などの話をした後、解散となった。


皆、各々の問題を抱えて。



次回はおまけです。


評価、ブクマ等よろしく

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