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【完結済み】世界のためなら何度でも  作者: 社長
第八章、物語は終わりに近づく
161/192

#158 逆行時計

ガチン、ガチン、ガチン、ガチン



時計の針がガチガチと音を鳴らす。


場の静けさで余計に音が際立つ。


「時を、戻す?」


「そう。時間を戻し、僕の目的を果たす。邪魔はさせないよ。」


「邪魔はしないからとりあえずミルドとゼロを開放しろよ。」


「それはできないかな。」


アレイスターは階段付近でホバリングする。


「だって彼らは戦いが大好きだからさ。それに君は多分邪魔をするだろうしね。」


「俺が?」


「あぁ、だって」


アレイスターは時計の方を向き、


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」


「な!?」




タイムマシン理論というものがある。


Aという人間がタイムマシンで過去に戻りBを殺したとする。


するとBが殺された世界とAに殺されなかったBが存在する世界に分裂し、俗に言う並行世界が生まれる。


「僕が作ったこの【逆行時計】は並行世界を生み出さずに時間を戻す。だから時間が戻れば君たちの存在が抹消されるんだ。」


「へぇ。」


俺はそこまで聞いた後、剣を突きつける。


「だったらお前をぶち殺さないとなぁ。」


「やはり心のネジが外れているだけあるね。もう人を殺す度胸はあるんだね。」


「もうとっくにな。ゼロ、ミルド!!」


俺は地上のゼロとミルドに聞こえるくらい大きな声で叫ぶ。


「そいつらは敵だ。お前らと俺を殺そうとしている!!倒せ!!」


すると大きな返事が、


「「了解!!」」


ミルドとゼロは敵を振り払い臨戦態勢に移る。


「やる気みたいだね。」


「それはお前らも、だろ。」


ミルドたちと対峙している敵は武器を構えてケラケラと笑っている。


戦闘狂か何かなのだろうか。


「じゃあ僕らもそろそろ戦おうか。ちょうどバトルフィールドにふさわしい踊り場があるしね。」


アレイスターと俺は少し上ったところにあるとても広い踊り場に移動する。


「さぁ、君は僕を止めれるかな?」


「止めれるかじゃねぇ、止めるんだよ!!」






ラスボスのその先、裏ボス戦突入


最近ロボトミーをやり始めて気づいたけどwowクラスのアブノーマリティに逆行時計ってあったんだよね。

ショック。

(10月28日筆)

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