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蝶と時間軸の針  作者: 朝月 神無
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不思議話

小説を初めて書けたので嬉しくて投稿してみました!文才のない私ですが『蝶と時間軸の針』は自分なりに頑張ってまた、楽しく書けた小説です。そんなこんなで書いた小説ですか、どうかよろしくお願いします!

 日が暮れてもう寝ようかと話している時だった。

「ねえ。今話題の不思議話の内容知ってる?」

「うん。ちょこっと聞いたよ。

えーっと、確かーーー」

時は大江戸。身分の高い若頭が一人の団子屋の娘に惚れて、自分の屋敷に連れ帰った。だけど若頭が席を外した時、隙をついて屋敷に来ていた客人が無理やりにその娘を連れ、自分の屋敷に帰ってしまった。娘は外見が良く、

そのために客人が気に入ってしまったのだ。屋敷に着くとそうそうに何十人の人達に使い回された。そして外国に売り飛ばされてもう会えなくなってしまった。で、その客人を憎んで今も

呪い殺そうとしてさ迷っている――。

「だっけ?」

「うん。そう私も聞いた。」

「それは、違うわ」

凛とした声が部屋に響いたと思うと窓の外からのモノ(声)だと言うことに気がつく。

「本当はあの人が私を売ったのよ。」

そう言うと蝶々のようにひらりと飛んで宙をひるがえし、ふわりと消えた。

だが、自分の目があの美しい蝶々(人)

を忘れまいと残像が残る。

きっと、蝶々の羽についている毒の粉に目が犯されたとでも言うのだろうか?


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