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博多にて家族の声聴く

 数々の 思い出の中 泣いたのは

  弁当にそえられた お手紙でした


―――――――――――――――――――――――――


 1日目のお昼ご飯は母が作ってくれたお弁当で、弁当袋に手紙が一緒に入っていました。食べてから読もうと思って、いざ食べ終わったら忘れてました。

 民泊の夜に手紙あったなと思い出しましたけれど、取り込み中だったので明日にしようと思いました。

 2日目と3日目も、なんやかんやで読めずじまい。帰りの新幹線で博多に着いたころ、ようやく手紙を開きました。

 内容は単純でしたけれど、数十文字の文章から一生かけても語りきれないくらいの心を読み取った気がして、目頭が熱くなりました。周りに同級生がいたので涙を流すまではいきませんでしたが、数ある思い出の中でも泣きそうになったのは唯一これだけでした。

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