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曇り帰路
家々を ふわりと霧が 包み込む
水でとかした 絵の具のように
くもり雲 霧との境は どこだろう
遠空を 孤独に昇る あのけぶり
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三作目は気に入っている方です。
疲れ果てて、ぼーっと眺めていた窓の外。暗い色の雲は低く広がり、山にかかる霧と混ざっている。
遠くに工場を見つけた。聳え立つ煙突から、手で掴めそうなほどにぼわぼわと煙が昇っている。その背後には、くもり空以外に何もない。
煙が孤独に昇っていく様子が、当時の私の気分にぴたりと重なって、雲のようにふわふわっと浮かんできた歌です。




