表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

終わりの始まり

蒼鳥沖


「こちら巡視船皆嶋、作戦本部応答を願う」



「こちら作戦本部、皆嶋の目的海域到達を確認した。当海域において北方海国の護衛艦とみられる船舶を発見。皆嶋はこの船舶に対し警告。ことあらば射撃を実施せよ」




海軍省


「おいおい、またかよ、これで3回目だぜ」



同僚たちが新聞で皆嶋撃沈の報を知って慌てている中、私は今、海軍省の一室でコーヒーを啜っている。だが、決して仕事を怠慢しているのではない。これも仕事の一環なのだ。



「諸君、そう慌てるんじゃない。いずれこちらに出撃の命が来るんだ。」

私は偉そうなことを言ってまたコーヒーを啜りだす。すると威勢のいい部下の一人が、



「長官!出撃はいつ頃になるでしょうか?」



「知らん。まぁ今月中には出るだろう。超ブラックな仕事が始まるぞ。海軍には月月火水木金金ってことばがあるくらいだからな。」とその場にいる部下五名に脅しをかけ内心その震えている部下たちを見ながらほくそ笑む私であった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ