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早とちりしたかな

作者: Soraきた

「何か話すことはないかい・・」

急にそう言われても

台本が手元にあるわけでもないし

今日1日の出来事を振り返る余裕も今はない

ニコッとほほえんでみせて

その場をごまかそうとしても

たぶん、あなたにはお見通しのこと


あるお店で

友達が知らないあいだに注文して

出てきた料理に

「そう、そう、これ、これ」と

絶妙な、よくぞ、このタイミングで、ってことは

なかなか、ないよね


そう、冷静に考えても

少々甘く見ても

意外と、

うまくはいかないことってある


恋愛にしても友情にしてみても

異性としてみても

でも、それは

わたしだけが早とちりしているだけ

・・・かもしれない


早とちり

その意味では

まだまだ、失敗したわけじゃない

恋愛も友情も

異性としても


友達が注文して出された料理に

これは何だろう、初めて食べるなぁと

思うものに対して

「そう、そう、これ、これ」とは

言えないのだから


あなたに

「何か話すことはないかい」と言われた

でも、しばらくは

黙っていたって

いいんじゃないかと

振り返り、そう思った

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