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転生老人がぶった斬る!!!  作者: ヒツジの執事さん
8/8

ボス戦!!

今ワシの目の前にはでかい門がある、ワシの身長の2倍くらいの高さがある、このフロアは階段を降りた後一本道になっておりその先にこの扉がある構造になっておる


「さて、気を引き締めて行こうかのう」


ギギギギ ドン!!


扉が空いていく、中は薄暗いそして扉が開ききる


グォォォ!!


空気が震えるなかには大きなオオカミがいる、灰色なのに全くみすぼらしくなく美しい毛並み鋭い牙に何でも切り裂けそうな爪そして鋭い目


「下手に長引かせるのは下策よなここは早めに決着をつけるべきかのう」


儂は一気に相手との距離を詰めるために走り出す、相手もこちらに走って来る、そして交差の瞬間


「ブースト!!」


ガキンッ


「なっ」


弾かれた!?こいつをブーストで加速した刀を爪で弾きおったおかしいのう確か迷宮のボスは迷宮にいる他の他のモンスターより強いがそこのモンスターを奇襲なしで5体を安定して相手できるなら堅実に行けば勝てるはずじゃ儂はモンスターに奇襲なしで6体までなら相手ができる、ブーストで加速した刀を爪で弾けるなら8体以上とやり合っているのと同じくらいじゃぞどうする?儂は強化魔法による高速の斬撃しか手札はないんじゃが…

って走って来おる!!


回避 回避 回避 回避 回避


たまにカスってしまうがそれでも問題なく回避出来るしかし儂の方が先に体力が尽きるのは分かっておる、大ぶりの攻撃が来たらあの首確実に落とせる…あとはどうやって大ぶりの攻撃を振らせるかじゃが、あれをするか…しかしあれをすれば身体が悲鳴をあげ身体が動けなくなるのは検証済み、しかし彼奴は小ぶりな攻撃を主としているから今のままでは大ぶりの攻撃を振る気配もない…やるしかないのかのう、まぁやらなかったらどうせ死ぬのじゃからやり得かなそれに久しぶりに強い敵と巡り会えた楽しまなきゃそんじゃしのう


相手から距離をとる、近づく、どちらかが攻撃をする、もう片方がそれを弾く、そしてまた距離をとる、これの繰り返し


「ハッハッハっハッハッハ楽しいぞこの世界に来てからまともな戦闘などほとんどしたことなど無い全て1撃で済ましてきたからな何体いても変わらんと思っておったのじゃがよもや一体のモンスターに苦戦する事など思っても見なかったからのう儂がお前を殺すその瞬間まで楽しもうじゃないか」


そして運命の瞬間がやってくる


「ブースト!!」


お互いがお互いを殺そうと全力で接近していくそして敵の攻撃を弾く自身が攻撃を弾くと同時に相手は爪で防御が出来なくなる


相手は4足歩行のオオカミ型のモンスターじゃ、いくら地面から前足を1本浮かせた状態で行動が出来ると言ってもそれは1本だからじゃ2本つまり両前足を浮かせた状態で普通はまともに行動など出来はせん、防御するならなおのことそうじゃ、そして今この瞬間相手は前足を1本弾かれて使えなくなっている2本を使っての防御無理矢理行ってもそれごと切り伏せられるこれで勝ちじゃ


ここで1つ説明しようブーストは1度使うとインターバルのようなものが存在する インターバルのようなもの と言ったのにはわけがある 発動出来ないわけではないからだただ、このインターバルのようなものの途中にもう一度発動するとすぐに身体中に激痛が走りそのまま気絶してしまう、それを知っているアルトは気絶する前に相手を倒すことが出来ればこれは使えるのではないかという事を考えついていたしかし試す前にここに飛ばされた上気絶したら最後そのまま食われて死んでしまう可能性があったので試せなかった


「ブースト!!」


再度加速した刀がボスモンスターの無防備な首に走るそして





「終わりじゃ」






ズジャァ!!





アルトはボスモンスターの首をぶった斬った

それと同時にアルトは激痛で2度と覚めることの無いかもしれない眠りについた




目が覚めるとまだボス部屋の中に居た戦闘の時は気づかなかったが扉は閉まって居たようだおかげでモンスターに襲われることも無かったようだ

周りを見てみるとあのボスモンスターのような毛皮を使ったと思われるコートがあった全部位に毛が生えている訳ではなく首元などにアクセントとして生えているだけの黒を基調としたコートだ

これがドロップアイテムか確か強力なモンスターが倒された時稀に死体が消えその代わりに出現する物だと記憶している、それはとても高性能な物だ


「かっこいいのう、今まで着ていた上着はボロボロじゃしちょうど良いしこちらのコートを使うとしようかのう」


上着を脱ぎコートを着るそうすると身体が軽くなったように感じだ


「おぉ、これは」


ドロップアイテムには不思議な効果がある場合があるこれは多分それの1種だろう


「オオカミや、お主との戦闘楽しかったぞ」


コートを撫でながら言う


「さて、早くここから出るとしようかのう」


アルトはさらに進んでゆく

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