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四、情景、しかし……

花が咲き乱れている。


蝶が舞い、すべての生き物が幸せに暮らしている。


息を吸えば、花の香りでむせ返りそうだ。


あたり一面が、天国や極楽のようで。


生きているのが嘘のような。


こんな陳腐な言葉でしか僕はこれを表現することはできないけれど、


「美しい」。


他の言葉を探そうとするも、のどから出るのはそればかり。


美しいという言葉が世界一似合う風景だと思う。


しかし。


現実は違う。


ある国の攻撃を受けた僕の故郷は、


荒れ果て、暗い雲がかかっている。


先程のような情景からは、一番遠い。


犯罪が絶えない。

一日を生きることすらままならない。

食べ物はなく、家もなく。


美しい情景、しかし現実は、


とても厳しい結果しかわれらに与えない。


神よ!願わくば、われらに「平和」を与え給え!


美しい情景など、幻影にすぎない。


なんかありがちなものになっちゃいましたね……これは言わなくてもわかると思います。

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