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俺がアイドルになった訳  作者: 大和 凪
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俺が家で寛ぐ訳①

着せ替え人形事件の後俺は母さんと日用品を買いに来ていた


「飛鳥〜せっかく女の子になったんだから化粧品も買うわよー」と母さんに連れられてメイク道具が売っているエリアに向かった


「素材はいいからナチュラルメイクで良さを引き出す感じがいいわね」と母さんがいい


「そんなこと言われてもわからんから任せる」と肩を落としながら俺は言った


こうしてメイク道具をカゴに入れて他の雑貨を探してる時、ふわふわした触り心地の良さそうなぬいぐるみを見て気になりぬいぐるみを触っていたら


「なに?そのぬいぐるみ気に入ったの?」と母さんに聞かれた


俺は「触り心地良さそうだから気になっただけ」と答えその場を後にしようとした


「そうね、女の子だしぬいぐるみを置くのもありよね」と母さんは俺を掴み無理矢理ぬいぐるみエリアに連れて行った


「母さん、俺別にぬいぐるみ要らないんだけど…」と俺は言った


「いいじゃない女の子になったんだから部屋も可愛くしたって」

「いや、中身男だからね⁉︎というか邪魔になるから要らないって」

「邪魔になるならあなたの部屋のフィギュアとかガラクタ捨てればいいじゃない」

「俺の魂のバイブルをガラクタ扱いだとっ⁉︎いくら母さんでも許さねー‼︎」

「はいはい、そんな事は如何でもいいのよ、とりあえずさっきのうさぎのぬいぐるみと後何種類か買うわよ」

「そんな事だとっ⁉︎」

「何かしら?文句があるならお小遣い止めるわよ?」

「ごめんなさい…」

「あ、この熊とかいいんじゃないかしらね?これにしましょう」

「…はい」

と、やりとりをして買い物は終わり家に向かった


「ただいまー」と2人で家に入り俺は買ったものを持ち部屋に戻った


「はぁー全く母さんはどんだけ俺を乙女にさせたいんだ」と呟き荷物を片付ける


(しかしこのうさぎふわふわして手触りいいな、抱き枕にして寝るにはいいから良かったがこのでかい熊はないだろう如何すんだよこれ)と自分の身長と同じくらいの大きさの熊のぬいぐるみを叩いた


(とりあえずこいつは放置して漫画でも読むか)と考えて漫画をとり寛ぎ始めた

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