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俺がアイドルになった訳  作者: 大和 凪
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俺が女物の服を買う訳

「飛鳥、それじゃあ次は服を買いに行くわよ」と母さんが言った俺は「うん」といい母さんの後ろについて行く


店に着くと店員が来て

「いらっしゃいませー本日はどの様なお洋服を?良ければ此方など如何でしょう?」

と笑顔で話しかけて来た、俺と母さんは少し引き気味で店員を見た


「今日はこの子の普段着と寝間着を買いに来たわ」と母さんが俺の背中を押して前に出させた


店員は目を輝かせて

「少々お待ちください」といい走って色々服を物色していた


俺は苦笑いをしてジーパンなどがあるエリアの方に逃げた


俺はジーパンを眺めて無難なのを探していると店員が「お待たせしました‼︎」と満面の笑みで両手に一杯の服を持って来ていた


俺は母さんを見ると母さんが「諦めなさい」と目で言って首を横に振っていた


俺は諦め店員が持って来た服を着に渋々試着室に向かった


「良く似合ってますよ‼︎」と店員がいいながら次々に服を持って来て

「次はワンピースタイプで」とキラキラした目でどんどん持って来た


母さんは似合った服を「ふむ、これも入れましょうか」とどんどんカゴに入れていった


そして俺は着せ替え人形の様に着せられて俺は精神的にきて死んだ魚のような目になり来る服を着ていった


「ねぇ?まだ終わらないの?着せ替え人形じゃないんだよ?」と俺は少し涙ぐみながら言った

店員が顔を赤くして「し、失礼しました!」と言って謝りながらレジの方に向かった


そうして着せ替え人形という苦行を乗り切って今度はジーパンをと思いジーパンエリアに向かおうとすると後ろから肩を叩かれた


「もう十分あるからこれ以上は今度にしなさい」と母さんに言われて俺は

「うそでしょぉぉぉぉぉ⁉︎」と叫び絶望した


そして盛大にゴネながら母さんに縋った


「まだこれから日用品を買いに行くんだから我慢しなさい」と母さんはきっぱりと断り俺を連れて日用品売り場に引きずって行った

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