俺がナンパされる訳
俺は母さんがレジに向かってる間近くにある椅子に座ってた
「ねえねえ、君今1人良かったらお兄さん達と今から遊ばね?」とチャラチャラした軽そうな見た目の男達が話していた
(なんだナンパかよくやる勇気あるよな〜俺だったら断られた時が恥ずかしくて出来ないわ〜と言うかこんな小学生ナンパして楽しいのか?と言うかこいつらロリコンかよ警察呼ぶか?)と横の小学生を見て考えていた
「君だよ君銀髪の」と言っていた
(ふむ、俺以外に近くに銀髪の人が居るのか)と周りを見渡す
「いや、だから君だって」と男に肩を掴まれる俺は驚いて振り返った
「え?自分っすか?マジっすか?」と俺はナンパ男達に問いかけた
「そうそう」とナンパ男達は頷いた
「自分こう見えて男なんすけどもしかしてそっちの口の人っすか?」
「いや、ちげーよ‼︎どう見ても女だろ胸あんじゃん」
「いや、実は女装趣味でこれ擬乳なんですよ〜ははは」と俺が言うとナンパ男達は仲間内で話し合いをはじめる
「おい、女装だってよどうすんよ」「いや、そんな訳ないじゃないですか断る言い訳ですよあれは」「いや、だがあの反応はなぁ〜」
と揉めていた俺はとりあえずナンパ男達に
「あ、自分そろそろ迎え来るんで」とナンパ男達に声をかけてた
ナンパ男達は「ちょっと待て」と俺の肩を掴む
俺はこれは逃げれないと観念して母さんの助けが来るのを待ちながらナンパ男達の会話を聞いていた
そうしてナンパ男達の話がまとまった頃
「とりあえず男でも女でもいいから俺達とあ「飛鳥〜」…なんだ親連れか」とナンパ男達は逃げて行った
「飛鳥、今のお友達?」
「ナンパみたい俺男なのに笑えたよ」と俺は笑いながら母さんをみた