俺が女の子になった訳
「んっ?」
床の冷たさで目を覚ました俺はどの様な状況なのかを整理しようと頭を働かせた
(確か朝目を覚ましてなんかショックな事があった様な…)
そう考えていると
ぐぅぅぅぅっとお腹の鳴る音がした
「そう言えば何も食ってなかったな、今何時だ?」
俺はスマホで時間を見ると12:32と表記されていた
「昼を食べに行くか…それにしても身長縮んだかな?目線が何時もより低いよな」
この時俺は先程のショックな出来事を忘れていた
そして二階の部屋から出て階段の前に行く
「おぉ…なんか目線が違くて階段が怖いぞ」
と若干ビビりながら階段をゆっくりと降りる
「ビビってないビビってないかんなっ」と誰も居ないのに言い訳を言いながらゆっくりと移動する
「よし、後二段だな」と俺は呟き残りの階段を降り切った
「さて、飯はあっかなぁ〜」とリビングのドアを開けた
「あら?飛鳥起きたの?」と母親が振り返りながら言ってきたそして俺をみて
「あら?どなたかしら?あなたどうやって入ったのかしら?」と聞いてきたそれに対して俺は
「は?俺だよ」と答えた
「え?本当にあなたが飛鳥なの?」
「そうだよ!何を寝惚けてるかな母は」と俺は言った
それに対して母親は
「あなたまずは鏡を見てきた方がいいわよ」
といい仕方なく俺は鏡を見に洗面所に向かった
そして洗面所について俺は鏡を見て固まった
そこに写って居たのはサラサラした銀色の髪で蒼色のクリッとした大きな目にプリッとした桜色の唇の美少女が映し出されて居た俺は後ろに誰かいるのかと思い振り返って見たが誰もいない
(誰も居ないじゃないか何だったんださっきの美少女は)と心の中で思いもう一度鏡を見て
「はぁぁぁぁぁ⁉︎なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ⁉︎」と叫び急いで母親の居るリビングに向かった
「母さん美少女‼︎美少女っ」
「はいはい、私は美少女よ」
「いや、母さんは少女じゃ「あ?」いえ、何でもないです…じゃなくて俺が美少女にっ⁉︎どうなってんだ⁉︎」
とテンパりながら母親に問いかけた