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俺がアイドルになった訳  作者: 大和 凪
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俺が今後について話す訳

俺は部屋を出てリビングに行く

「おはよ〜」と俺はドアを開けリビングに入ると父さんと母さんが何かの書類を見ていた

「飛鳥、おはよ、取り敢えず話があるからこっちに来てくれ」と父さんが真剣な顔をして俺を呼んだ

俺はその顔を見て書類がどんなものなのかを理解する

「うん…」と俺は緊張しながら父さんと母さんが座るソファーの向かい側に座る

「飛鳥、取り敢えず今日病院に書類を貰いに行ってきた」

「うん」

「取り敢えず飛鳥のDNAは別物だってわかった」と言われ俺は顔面蒼白になる

「だが、俺達との血縁関係は親子だとわかった」と言われて少しホッとした

「それでだ、今後飛鳥はお前の妹という事にしようと思うんだが、それでいいか?」と父さんに言われた

「それだと男の俺はどうなるの?」と俺は父さんに聞いた

「それは多分死亡として今後扱われるようになるだろう、だが今後お前がまた性別が戻るような事があるのかわからないからまだここは決められないが取り敢えず数年は大丈夫だろう」と父さんに言われて俺は「わかった」と答えた

「まぁ、アレだ、今後どうなろうと俺達は家族だ、そしてお前は俺と母さんの大切な子供なんだ、だからお前はお前のやりたいようにするといい」と父さんに言われて俺は涙を流しながら「ありがとう」と言った

そして俺は父さん達に「もう一度高校からやり直してみるよ」と伝えた、父さん達はホッとした様な顔をして「そうか」とだけ言った

こうして今後の話を終えた、母さんは「じゃあご飯作るわね」といいキッチンに向かって行った

「まぁ、その飛鳥、高校に行くと言ってくれて俺は嬉しかったよ、ここで自暴自棄になってたらどうしようかと母さんと話してどう伝えるか悩んでたんだ」と父さんは言った

「だか、確りと自分で考えて答えをだしてくれた、後はゆっくりとでもいいから今の自分を好きになってくれると嬉しいと思う」と父さんは頭を撫でながら優しく笑いかけてくれた、俺は「うん、頑張る」と伝えて笑顔を向けた


「2人ともご飯出来たわよ〜」と母さんの声で俺と父さんはテーブルの方に向かった

「飛鳥、取り敢えず夏休み明けからの編入という事で良いわよね?取り敢えず二年生に編入する流れにしとこうと父さんと話し合ったのよ」と母さんに言われ俺は「それで良いよ」と答えて頷く

「さぁ、この話はおしまいにしてご飯いただきましょうか」と母さんがいい俺と父さんは「いただきます」といって食べ始めた

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