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俺がアイドルになった訳  作者: 大和 凪
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俺が父親と話す訳

「ただいま、母さん」と俺達の父親が帰って来た

「お帰りなさいあなた」

「「おかえりー」」

「あれ?飛鳥はどうした?また部屋に篭ってるのか?それと飛奈の友達かな?こんばんは、お泊まりかな?ゆっくりしてってね」と父さんは俺に対して挨拶をして来た


「飛鳥なら目の前にいるじゃない」と母さんがいい

俺は「まぁ…なんか朝起きたらこんな事になっていて…」と頭を掻きながら父さんに言った


父さんは「は?」といっておどおどしていた


「やっぱり信じてくれない?」と俺は涙目になりながら父さんをみた


父さんは少し考えるそぶりは見せたがすぐに「いや、少しした仕草とか癖が飛鳥そっくりだ、間違いなく飛鳥だろ」と言いながら俺の頭を撫でてきた


俺はその言葉に嬉しくなって父さんに抱き着いた

「うぉっ、ま、待て飛鳥抱き着くな!か、母さんがっ」と慌てていたが俺はそんな事御構い無しに抱き着いて涙を流した


俺が落ち着いた頃父さんを含めたみんなで俺の今後の事を話し始めた


「それで飛鳥、その状態じゃあ大学には行けなくなった訳だがお前的には今後どうしたいんだ?」と父さんは真剣な表情で問いかけてきた

俺はその言葉にすぐ答えることが出来ず黙ってしまった


「まぁすぐに決める事は出来ないよな」と父さんが言い

それに対して母さんが「高校からやり直したらどうかしら?」といった


「ふむ、確かにそう言うのもアリかもしれんな、まぁその前に明日病院いって検査とDNA鑑定をしてこようじゃないか」と父さんは言った

俺はそれに対して「わかった」と答え頷いた


「とりあえず明日はそう言う事で、飛鳥もそんなに焦らなくても良いが今後の事を考えといてくれ、とりあえず戸籍は父さんの知り合いにやってもらうことくらいは出来るから安心してくれ」と言いリビングから出て行った


「今後の事か…こんな状態になっちまったからな…」と俺は呟きながら部屋に向かった


部屋につきベットに寝転びながら父さんの言葉を考えながら意識を手放した

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