プロローグ
ちょっと書いて見ました
満員の客席、観客の歓声が木霊する
キラキラ光るステージそこに俺は立っていた
観客は「飛鳥〜」「飛鳥ちゃん」などと俺に向けてサイリュームを振っていた
「ありがとうっみんな〜私のファーストライブに来てくれて」と俺は笑顔を作り手を振っていた
「それじゃあ最初の曲『i』っ!」
そして振り付け通りに踊り口を開いた
「〜〜♪」「〜〜〜♪」
こうして俺のアイドルとしてのファーストライブが始まった瞬間だった
歌いながら俺はどうしてこんな事になったのかを考えていた。
そもそも男であったはずの俺がなぜこんな事になってしまったのかを振り返る
T大学に合格してこれからを夢見ているある日の事だった
その日は高校を卒業して次の日だった
俺はいつものように目覚ましの音で目が覚めた
「ん〜っ!春休みになったのに間違えて目覚まし掛けちゃったか〜んっ?」
そう、この時声に違和感を覚えた
「あれ?なんか声が高い気がする?まぁ寝れば戻ってるだろう」とその時は軽い気持ちで二度寝をした
そうして二度寝から目が醒める
「ふぁ〜よく寝たな〜」
ここで体の違和感に気付いた
「ん?俺の手ってこんなに小さかったか?ん?なんか服がデカイ気がするな」
そんな事を疑問に思い鏡を手に取る、そして鏡に映し出された姿を見た…ん?と一度鏡を置いて俺は頭をかいた
「はははっ寝惚けてるんだな?ん?俺こんなに髪長かったかな?」フサッ
そこには綺麗な銀色の髪が垂れていた
「誰だよ寝てる俺にカツラ被せたのはよ」といい髪を引っ張った
「イタッ」と言って頭皮にがっちりついてる事に驚いた
「おいおい、まさかボンドで止めてるとかいう悪辣なイタズラか?まぁとりあえず取れないなら今はいいそれよりもだ」と体を動かした時フニュンと柔らかいものが腕にぶつかった
「…フニュン?いやいや、まさかだよな?」そうして視線を下に向けるとそこには山が2つあった
「おいおい、誰だよ擬乳入れたのは」とその山を掴む
「ふむふむ、最近の擬乳は凄いですな」と楽しんだ
数分楽しんでから「ってちゃーーーう‼︎今はそれよりもだ‼︎」そうして今度は下半身に手を当ててみた
そこにはあるはずのものがなくなっていた
「息子ーーーーっ⁉︎」と俺は18年間お世話になった相棒を失った事にショックを受けて意識をシャットアウトした