十話 迷宮の暴走Ⅱ
すいません。投稿が遅れました。
かなり慌てた様子だったのでミーナと協力して落ち着かせて詳しく聞いた。迷宮が暴走してかなりの数の魔物がこちらに向かっている。
分かっている事は四つ。
・総数は五千近い事。
・緊急事態なので周辺の街に避難を、可能ならば救援に来て欲しい旨を伝えた事。一応、王都にも早馬を出した。
・進み具合から魔物達は一時間前後で到着すると思われる事。
・現在、街に残っている冒険者は全部でおよそ三百人。回復役などの非戦闘者を除くと二百人強。後衛が約百人で残りは近接型。街の防壁は冒険者を以てしても二時間程度が限界と思われる事。
「なるほど。……うん。リリィ。冒険者の中でリーダー的な人を連れて来て」
「……まさか、レイン様。あの軍勢に立ち向かうと?」
「大切な街を壊される訳にはいかないね。父上と母上は今日出発したばかりだし、運が良ければ今日中に戻って来られるかもしれない。でもミーナとリリィは危ないから倉庫に避難してね。それとミーナにはこれを上げる。その石に魔力を込めれば僕がミーナの近くに来れると思うから本当に危ない時に使ってね」
「待って、お兄ちゃん!」
少し早口で捲くし立て、リリィに行かせる。軽くストレッチをしているとミーナが止めて来た。時間もあまりないので少し急かす様に聞く。まとめるとミーナも付いて行きたい、だそうだ。
「危険すぎる。認められない」
「何で!? お兄ちゃんも一緒じゃない!」
「僕には知識がある。ミーナが一人でも行動できるようになって僕は書斎でその手の戦いの知識を集めて来たんだ。将来の為にね。それにフェスフォルト家の者なら言う事を聞いてくれるだろう?」
「何でよ! 私はお兄ちゃんが死んじゃうのがやなの!」
「……」
既に大粒の涙を零すミーナ。俺はそれを拭おうとしたら払われた。表情を見るとミーナは俺を睨みつけていた。俺は溜息を一つ吐く。
「はぁ。ミーナはあの女神から聞いたんだろ? 僕の前世を。なら何があったのか結構知ってるはずだ」
「それでもやっ! お兄ちゃんが何を言っても私はお兄ちゃんが好きなの! ずっと一緒にいたいの!」
「ん~別に死ぬつもりは無いんだけどなぁ。信じられないのなら証拠を見せてあげる」
俺は偽造で隠していたステータスを一部解除する。そしてそれをミーナに見せる。ステータスを視たミーナは目を丸くした。
【レイン 男 5歳
レベル1
HP・200/200
MP・5000/5000
力・120
体力・350
防御・170
精神・3000
敏捷・150
魔攻・1300
魔防・1300
<特殊技能>
精神強化(極)、ステータス補正、魔力最大量上昇、自然治癒、魔力回復増加
<スキル>
魔力操作、身体強化、無詠唱、魔力眼、体術、格闘術、礼儀作法
<魔法>
生活魔法、水魔法、風魔法、光魔法、召喚魔法、氷魔法、回復魔法、雷魔法】
「え……なに、これ?」
「僕のステータス。あの時はちょっと隠してたんだ」
「なん、で?」
「レベル一のステータスじゃないからね。これで実力は信用して貰えたかな。念の為に後衛に付くからさ。だから、倉庫で待っててくれないか? 僕はこれ以上、大切な人を失いたくないんだ」
「……うん。分かった」
一応の納得はしたが、まだ不安なのかミーナはぎゅ~~っと抱き着いて来る。俺はミーナを優しく抱きしめて頭を撫でる。昔、陽菜はこうすると泣き止んでくれた。それに俺はこれぐらいしか方法を知らない。
「……まぁ、心配は掛けるんだから終わったら何でも言う事を聞くよ」
「!! ……ほんと?」
「僕の出来る範囲だけどね。それで我慢してくれる?」
「うん!」
顔を上げたミーナは笑顔を見せてくれた。まだ、不安は残ってるようだが一先ずはこれで良いか。
「……あれ? お兄ちゃん。何だか眠いよ」
俺はミーナと抱き合っている時に収納箱からある瓶を取り出した。その瓶の中は虫から睡眠効果のあるエキスを抽出し、粉状にした物だ。それを風魔法でミーナに嗅がせている。眠くなるのは当然だ。この粉も調合あっての物種なので、筆舌しがたい。
目をとろんとさせたミーナが眠るのにそう時間は掛からなかった。眠ったミーナをベットの上に移動させてリリィが来るのを待つ。
待ってる間、収納箱から今まで集めた剣とかを出す。それを調合で別の物に作り替えていく。剣とかが無くなった所で作り替えた物と残りを仕舞う。
時折、ミーナが心配そうに声を漏らすので優しく頭を撫でる。それで少しは安心したようで穏やかな表情になった。
リリィが向かってから十分弱。リリィが見た目三十代くらいの男を連れて来た。
「レイン様! 冒険者の中でまとめ役の方を連れて来ました」
「お疲れ様リリィ。ミーナを連れて行ってくれるかい?」
「……承知しました。レイン様ご武運を……」
リリィに眠っているミーナを背負って貰って倉庫に行って貰う。ミーナの説明は泣き疲れたと言っておいた。リリィは怪訝な視線を向けて来たが、とりあえずは納得して部屋を出て行った。その時にリリィに疲労回復の魔法を掛ける事を忘れない。
残った部屋には俺と男の冒険者の二人。男は二メートル近い身長をして、短めの髪に筋肉質の体は三十代とは思えない。……まだ、三十代と決まった訳じゃないけど。
一瞬、脳筋かと思ったが冒険者をまとめている事と俺を値踏みしている所から頭も切れる人物だと思う。
「こんなガキで大丈夫か!? いくら領主様の息子と言ってもガキじゃ心許ないぜ?」
「……いい加減に済みましたか? 時間が無いので早くしたのですが」
「中々の顔じゃねえか。良いだろう。何処から聞きたい?」
軽く殺気を放って気付いているのを指摘すると感心した様に目を細め、直ぐにさっきの表情に戻った。どうやら俺を試していた様だ。
「まず、あなた達は魔物の軍勢にどうやって立ち向かいますか?」
「……正面突破だな。凝った作戦も時間が足りねぇ。他に何か案はあるのか?」
「土属性の魔法を使えるものはどれ程いますか? なるべく魔力と魔攻が高い人で」
「……三十人弱だな。しかし、何しようってんだ?」
「堀を作ります。その前に確認ですが魔物の軍勢は真っ直ぐ向かってるんですよね?」
「ああ。その筈だ。だが、堀で何とかなるのか?」
当然の疑問だろうが、堀程度で何とかなるならそもそもこんな事にはなってはいない。それで返すと逆ギレされたのでこう返した。「あれはただの足止めです。前列が少しでも崩れれば御の字ですよ」と。
それから有無を言わさず俺の考えた案を説明していく。聞き終わると少々不安が残ってるが賛成してくれた。
作戦はこうだ。まず、土の魔法が使える者が三重の堀を作る。長さは三つとも三十メートル。幅は一番目から五メートル、十メートル、十五メートル。深さは三メートル、五メートル、十メートル。
堀が完成して魔物がやって来たら水、氷、風、雷属性の魔法を使える者が一斉に可能な限りで魔物を殲滅する。ただし、二番目の堀まで良い。三番目は俺がやる。水、風属性系が終わったら次は火属性系をぶっ放す。
魔法を使える者が全員ダウンしたら近接戦闘型が突撃する。勿論、堀には十二分に配慮してだ。突撃と言っても三チームに分けてローテーションする。近接は百五十人以上いるので最低でも一チーム五十人はいる。ローテしながらなら疲労を最小限に減らせるから。
単純だが、今更凝った事は無駄だとこの冒険者の男も分かっているのでこういう案を取った。それと冒険者を信頼している事と倒した魔物は全て冒険者にやる事を伝える。やはり冒険者は現金な物で、ニヤッと笑みを深める。幸い堀も作成可能らしい。
「そう言えばまだ名乗ってなかったな。俺はベルジだ」
「僕はレインです。短い間ですがよろしくお願いします。それにしても時間がありません。ベルジさん土の魔法は使えますか?」
「いや、俺は火属性だ」
「分かりました。なら、とっとと行きましょう」
俺はベルジを風で支えて二階から降りる。緊急時はこっちの方が早い。空中を浮かんだベルジは終始固まっていた。
俺は続けて召喚魔法でアル達を呼び出す。再びベルジが驚いているのも気にせずにトリアの上に乗せ、俺はアルの上に乗り、ベルジの案内で冒険者がいる所へ向かう。
着いた場所は街に四つある内の一つの門で北の方だ。どうやら魔物達はこっちから来るみたいだ。着いたベルジは早速、指示を出して作戦を進めていく。
俺は城壁の上に移動しようと門に近づく。その前に一人の冒険者に絡まれたが、無視して風を使って城壁の上まで上る。城壁の上には階段から魔法使いっぽい人たちが沢山いた。一部は息を少し荒げていたので階段を上って来たのだろう。ローブに杖を持つ姿が若干、中二臭かったが、良く似合っていた。
「ねぇ、ボク。ここは危険だから早く屋敷に向かった方が良いわよ」
「ありがとうございます。ですが私はこの街の領主の息子で先ほどベルジさんと共に案を練っていた者です」
「え……」
魔法使いの中からエロいお姉さんみたいな女性の人が注意してくれる。お礼を言うと固まってしまったので放置して街の外に目を向ける。
ここに着いた時にアル達を魔物の軍勢に向けて走らせている方向を見る。勿論安全マージンはしっかり取ってある。アル達とは出会って三年くらい経つから、失いたくはない。
そのアル達から報告が入った。出してからまだ十分も経ってない。これはちょっと危ないかも。
『レイン様! このままだとニ十分もしない内に到着します!』
『分かった。アル達も早く戻っておいで』
『『『『『はいっ』』』』』
よく目を凝らすとかなり向こうに砂煙みたいなのが見える。ステータス補正のお陰なのかほんの少し足音が聞こえる。……ステータス以外でも結構チートだな。
俺はベルジに作業を早くするように言う。魔物達がそこまで来ている事も含めてだ。それと必要ない武器があるのかどうか聞いた。今の手持ちじゃ、ちょっと心許ないのだ。
「ベルジさん達は今、必要ない武器とかありますか?」
「おう。あるにはあるが……どうすんだ?」
「今回の事で頼りになる物を作るんですよ。でも、詳細は秘密です。必要ならお金も払いますよ?」
「いや、態々ガラクタを貰ってくれるんならこっちも処分できるしタダで良いよ。第一、子供から金をむしり取るのは気が引ける」
俺はベルジ達城壁の上にいる冒険者達から色々な武器を貰った。剣、短剣、針、短槍、杖などだ。
俺は貰った武器に魔力を通していく。
特殊技能の調合を使いながら剣は刀の形に作り変える。剣は全て刀に変え、合計はニ十本近い。他の武器は木で出来た部分を持ち手に、それ以外を銃身にしてショットガンの形にする。形状は某金髪ツインテールの魔法少女のマスケット銃をイメージした。ショットガンは俺の魔力のみに反応するように改造する。作った刀と銃は一緒に収納箱に入れる。
この工程を当然ながら驚いているベルジ達だが、直ぐに表情を引き締め街の外に目を向ける。そこには巨大な砂煙を巻き上げて魔物達がこちらに向かって来ていた。
アルと視覚を共有すると最前線の色々な魔物の姿が見える。知ってるだけでもゴブリン、コボルド、ウルフ系、知らない種類を含めると何十と言う数の魔物がこっちに向かって一心不乱に向かって来る。
『アル! 早く戻ってこい!』
『出来ません。主様の為に数を減らします』
『ドーレ達もそうなのか?』
『『『『はい!』』』』
『なら、暫くは潜伏していてくれ。出番になったら合図を出す』
『『『『『はい!』』』』』
一旦、アルとの共有を解く。どうやらアル達の忠誠心を甘く見ていた様だ。共有を解く前にアル達は近くの森に隠れたので安全だろう。
次にベルジが駆け寄って来て、堀が完成した事を知らせてくれる。……出来たのね。時間的にギリギリだけど。それに本来の意味は意識を少しでも和らげてもらう為だったんだけど出来たならそれで良いや。あった方が便利なのは変わらないし。
「魔物達が堀に到着するまで後十秒!」
冒険者の一人がそう告げる。
俺は風と雷の魔力を高める。前に縮小して試した時に出来ただけなのでぶっつけ本番だが、何とかなるだろう。ダメな場合は冒険者たちがいるし。
「さて、行こうか」
俺は今まで溜めた魔力を魔物達にぶつける。風の『暴風』と雷の『放電』だ。二つとも運良く魔法となって風の竜巻と雷を作り上げる。風の竜巻が魔物達を覆い、雷が巻き上げられた魔物達を黒焦げにして行く。雷に当たらない魔物も風に切られて大小様々な傷を負う。
その姿はさながら天嵐のようだ。ベルジ達冒険者は俺と風雷の竜巻を交互に見て信じられない顔で見ている。
俺は魔力を使い過ぎたので地面に座る。しかし直ぐに、魔力が回復していく。特殊技能、魔力回復増加の効果だ。それに合わせ、レベルも上がったようで魔力の回復速度、魔力量が凄い速さで増えていくのが分かる。チートステータスめ。
「領主の息子様よ、これ程の魔法あんたが一人でやったんだよな?」
「……ええ。そうですよ。かなり魔力を使いますが風と雷属性の魔法を合わせて使えば少しの間これを起こすことが出来ます。そろそろこの天嵐も消えるので準備をして下さい。魔物達が堀に落ちたら皆さんで一斉にお願いします」
魔物が減ったと言っても千も言って無いだろう。二割も削れてないんじゃ今回の軍勢には焼け石に水程度だ。数の差が圧倒的すぎる。
範囲も小さいし、まだまだ練習しないとな。今度は魔力が半分くらいまで回復したのが分かったので次に氷属性の魔法を高める。水属性も時折、混ぜて温度を下げていく。
温度がかなり低くなっている。俺も冒険者達も吐く息が白くなり始めた所でその冷気を一気に集める。集めた冷気は球状になって真っ白だ。水を混ぜてさらに温度を下げて魔物達に全力で投げる。極寒の冷気の塊が魔物達の中心に落ちる。するとそこを始点として氷の地面が広がる。
氷の地面に捕まった魔物達は地面に縫い付けられ動けない。そこに冒険者たちの魔法を食らって次々と絶命していく。冷気の塊の近くにいた魔物は既に全身が凍っている。冷気は半径五十メートルくらいで止まって、その外側から魔物はどんどん溢れて来る。
「……ほんとにあんたは五歳かよ。化物クラスのくせによ……」
「ベルジさん。この戦闘が終わったら皆さんを含め、今起きた事は他言無用にして下さい。素材とか魔石なんかで手は打てると思いますが」
「はっ。言われなくともそのつもりさ。そのよりもこんなこと言っても誰も信じやしない。ここにいる同業以外はな」
ベルジは火、炎の魔法を使える冒険者に指示を出す。今までの二連発はそれ程に驚愕だったのか反応が少し遅れたが火球や炎弾、炎槍などが降り注ぐ。氷の地面と当たると一気に蒸発して水蒸気を上げていく。これで魔物達は視界を塞がれるからより安全に攻撃しやすくなった。こちらも当てにくくなるが、そこはゴリ押しで。
時々、ぎゃ!? とか、ぐぎゃ!! とか聞こえるので堀に嵌っているのだろう。三重に作っているので壁まで来るのに相当減るはずだ。ちなみに三つ目にはこの間に食中虫たちを存分に入れているので、ここで更に減るだろう。虫たちはアル達と会った時だ。
水蒸気が晴れると都合良く氷は全て溶けていたのでアル達に魔物を討伐するように指示を出す。それとベルジ達には魔物を倒すウルフは狙わない様に言う。何を言ってるのか分からない顔だったが、直ぐに魔物を倒し始めたアル達を見て目を見開いた。
後はベルジ達に任せれば問題ないはずだ。よっぽどの事がない限りはな。
俺はそれを確認してようやく自分のステータスを視る。俺はこの戦いが始まってから初めて驚いた。
【レイン 男 5歳
レベル55 人族
HP・39100/39100
MP・34060/53820
力・34000
体力・67560
防御・33440
精神・44750
敏捷・38850
魔攻・40020
魔防・40020
<特殊技能>
特質、偽造、精神強化(極)、剣神術、ステータス補正、鑑定(極)、調合、魔力最大量上昇、自然治癒、魔力回復増加、収納箱
<スキル>
魔力操作、身体強化、無詠唱、魔力眼、体術、格闘術、予測、礼儀作法、緻密操作、MP回復、HP回復、武器作成、魔道具作成
<魔法>
生活魔法、水魔法、風魔法、光魔法、召喚魔法、氷魔法、回復魔法、雷魔法、嵐魔法、使役魔法、空間魔法、吹雪魔法、風雷魔法
<称号>
忌避体質(神仕様)、転生者、神と邂逅せし者、孤児、上位属性取得者、合成属性取得者、変化属性取得者、魔物を従えし者、大量殺戮者】
……何かステータスがとんでもない事になってんだけど。まぁ、レベルは分かるよ。それなりに数を倒したし。でもさ、数値が全て万越えっておかしくないか? いつの間にか鑑定も(極)が付いてるし。何か称号が見えるんだけど。……神仕様、ね。なるほど。
【鑑定(極)】
…自他のステータスを全て視る事が可能。動植物、生物・非生物問わず鑑定する事が可能になった。
ぐはっ。……俺は静かに血を吐いた。何かもう、良いや。ステータスはステータスと割り切ろう。……神ども覚えてろよ。
改めて十人の神に呪詛を吐く。ステータスも確認し終えたらベルジの所に戻る。堀を見ると虫たちも頑張ってるようで魔物もかなり減っているようだ。ちなみに虫たちが倒した魔物の経験値は俺に送られて来てレベルが一つ上がった。アル達もかなりの数を倒している。そちらからは何故か来なかった。不思議に思いながらも俺はアル達に労いの言葉を掛けておいた。
それと鑑定(極)でベルジのステータスを視た時に再び血を吐いた。神ぃ~。
【ベルジ 男 31歳
レベル48 人族
HP・3264
MP・4056
力・2245
防御・1657
精神・2688
敏捷・1860
魔攻・3060
魔防・3056
<特殊技能>
火属性魔法適正(中)
<スキル>
魔力操作、身体強化、棒術、槍術、MP回復、指揮
<魔法>
生活魔法、水魔法、火魔法、炎魔法】
俺とベルジのステータスが桁一ケタ分違う。これはステータス補正が原因なのだろうが、それでも俺がレベルを上げる毎に人から離れている気がしてならない。ベルジの称号は見ていない。鑑定(極)を使った時に見えそうになったので慌てて消した。こののままじゃ、ミーナのも見てしまいそうで怖い。
余計に偽造のありがたみが感じられると共にこんな風にした神たちにやっぱり呪詛を吐く。死ねばいいのに。
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