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辻の志士たち  作者:
1/1

抜収

「へっへっへ。こりゃあ上玉だあ、なあ頭?」

「そうだなあ。いい値がつくぞ」

「こいつら、売りさばきゃあ、ひぃ、ふぅ、」

「私語はいい早く仕事にとりかかれ」

「へ、へい!」

「幕府の連中が感ずかれたら元も子もねえ」

「うっ、うっ、ぐすん、うわああああん!おっかさあああん!」

「うるせえぞ餓鬼!だまらねえとたたっ切るぞ!」

「うわああああああん!」

「このがきゃあ!くたばれ!」

ガッシャアアン

「なんだ!早く見てこい!」

「は、はい!」

「う、うあああ、ぐっ、、、」

「なんなんだ!」

「頭ー!!!た、たすけてく、、ぐはぁ」

「何事だ!!」

「怒りの悲鳴が呼び寄せる、、、」

「なんだてめえは!ぶっ殺されてえのか!?望みどうり殺してやるよ!」

カシャ

「なんだてめえ?馬鹿にしてんのか?なんだその構えは?」

「……………」

「そーかい。そんなに死にてえなら今すぐあの世におくってやるよ!」

ひゅっ、ズバッ

「く、な、なんだ、、と」

「居合術 抜刀」

バタッ

「おまえら早く自分の村に帰れ、ここは危険だ」

「、、、、」

たったっったった


彼は氷室龍剣 この日の国に4人しかその称号を持ってない

辻の志士のうちの1人、彼はその中でも居合の達人であり

彼の右の肘が地面に付きそうなほど低い位置からの居合術は

この国で最も早いと言われ、一撃必殺の頂点でもある

また居合術 以外にもその刀さばきと身のこなしから

日の本 最強の志士と言われるほどであった

京の町の志士たちの間では

「氷室に刀を抜かせるな」

と言われる程になっていた


「すまぬ、若き男達よ、、拙者はまた、たやすく命を、、」

そう捨て去るように言うと、ふたたび龍剣は目的の地 江戸に向かい始めた










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