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三途の川  作者: 活呑


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三途の川で石を積む

今僕は、川の前で石を積んでいる。

どうせあそこでタバコをふかしてる鬼に崩されるためなんだが、石を積む以外の自由がない。


生前お金を持たせてもらった人は、船で向こう岸まで送ってもらえる。石を積むのが良いか、向こう岸の未知に賭けるのか、どっちが良いかはわからない。


ただ、地獄?でも船賃取るんだなーとか、生前のしがらみありまくりじゃんとか、そんな感じだ。


僕は石を積む。


こっそり石を割って削り、そしてまた石を積む。もうそろそろ完成する、石の六文銭。


こんなものよりタバコ1カートンの方が絶対良いのはわかっているが、そんなお供え物はない。地上でタバコは肩身がせまい。


ついに完成した、六文銭。


僕は鬼に差し出した。

「これで向こう岸に」

「1、2…6 確かに6つあるな。だが、サイズを考えろ」


僕の六文銭は1つが握り拳くらいあった。もっともだ。途中で考えない様にしていたのに、こんなところで突っ込まれるとは。


「うりゃあ!!」

僕のドロップキックが炸裂した。


鬼には効かなかった。


何日かに一度、誰もが発作的に放つ必殺技だ。鬼も手慣れたもんだった。


「次はもっと工夫しろ」

鬼は吸殻をポイ捨てして、その場を去る。


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