悪事を働くより正義を行う方が、小市民には一番、楽
自分が思ってるより、なかなか物語が進まないなあ
今日、迷宮探索者の登録する為に、今朝は朝6時から、市役所の入り口の前に、並んでいる。実は俺が、市役所に来た時は、すでに30名程、並んでいた。一番早い人は、昨夜の0時に来た二人組の大学生だった。
いくら今日が受付初日とは言え、この一地方都市の受付で、昔テレビで見た、某RPGの3作目の、発売日みたいじゃあないか。しかも時刻が天辺のころからとは、若いっていいね!
基本的だが、「探索者は日本国籍で、本籍のある行政機関で、登録しなければならない。」「また探索者は自己責任で、万が一の時でも、行政機関に責任を問いません。」その他には、「ドロップアイテムの権利は、基本的に迷宮者にあるが、売る場合は機関に、売らなければならない。」「迷宮内での犯罪(殺人・障害・盗難・違法薬物使用など)が判明した場合、法律に沿って処罰云々」「違反行為・迷惑行為が判明したら処罰云々」といった書誌をもらって、いろいろな書類に署名と判子そして、安くない手数料を現金で支払って、後日、迷宮探索者許可証が配布される。
この許可証は写真付きのICカードで、自動車免許証と同じ大きさで、ダンジョンの入り口で目視でチェックされる。
実はこの時、俺は知らなったが、迷宮内部の犯罪行為は、迷宮のシステムでバレバレなのだそうだ。(このシステムで既に逮捕者あり)他の行動は干渉されないが、実は、長ったらく難しい規約には、しっかりと書かれていた。後々、いろんな人間が、逮捕されるのだが、真っ当な人間ならば、問題なしである。
デメリットばかり目立つが、俺が気に入っているのが、ダンジョンの敷地内にある機関の施設で売った場合、指定した銀行振り込みで、ありとあらゆる税金や手数料が引かれて、支払われるのが一番のメリットである。1月に確定申告の紙が、申請できるのも素晴らしい。だって、面倒なんだもん。
俺は、家のダンジョンに潜るとは言え、売る時は機関に、疑われない程度に、全て売るつもりだったし、自分で取引して、厄介ごとを抱えて、昔みたいに、眠りたくても眠れない日々は、二度と御免である。
そろそろ地下迷宮に行けそうな気がする~(古っ!)