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馬鹿な!エネルギー保存の法則は何処へいった!

レベル4相当の魔力を使用して、毎分60000発の機銃掃射のレベル1のフリーズブリットを30秒間、放った後、近づいて来るフェニクスに、フリーズボムでダメージを与え、ポーション5で体を、マナポーション5で魔力を回復する事を二十数回ターンを繰り返した。

目に見えてダメージを与えるのだが、ホームページの情報でのレッドドラゴンとは違い、フェニックスは自らの体に火属性魔法を使用して、体に回復魔法を掛けてくる。


どうやら地下80階層のボスと同じ称号『試練を与えし者』を持っているだけあって、奴とは違う意味で厄介だ。

80階層ボスはスキル『所持属性魔法吸収』を持っていなかったが、多彩な攻撃手段と多段攻撃の雨あられ、ここまでのボスの中で、ゲームではHPに当たる体力と魔法防御能力に優れていて、その時の俺は今の様に魔法のバリエーションが無かった為、長期戦を余儀なくされた。


フェニックスは自らに魔法を掛けて回復をしているが、ドラゴン形態の時とは違い軽量を測った体の機能を活かして、スピード重視のヒット&アウェイの魔法攻撃を繰り返していた。


俺は冷静に状況判断に徹して、奴にエルドラソードで首をはねる機会をうかがっていた。

同時に、このまま奴が攻撃手段を変えずにいてくれる事を願っていた。

この一見すると膠着状態が続けた場合、瞬時に魔力を回復出来る俺に分があって、確実に勝てると判断したからだ。


だけど、そんなに甘くはないんだろうね。

恐らく音速を軽く超える奴ならば、そろそろアレを使ってくる頃かな?


お!高度を下げた、仕掛けてくるな。


俺はフリーズショットを準備しつつ、アイテムボックス内部でアイテムの準備をした。

本当はレッドドラゴンを相手に使うつもりだったんだが、相手がフェニックスに変わっただけで予定通りだ。


フェニックスは床ギリギリを這う様な低空飛行で、火球3連弾と体当たりとバーストフレアの3連攻撃を仕掛けてきた。

でも残念ながら地下80階層ボスで経験済みなんだよ。その時の奴は更にオプションが付いていたから、もっと厄介だったな。


フェニクッスの放った3発の火球を、左手のミスリルの盾ではじきながら防ぎ、そのまま奴の口の中に向けてフリーズショットを放つ、奴は頭を横に向けて躱すが、フリーズショットは奴の片翼の付け根に命中した。

俺はこの時すでに空中走行で、奴の斜め前に位置をとり、アイテムボックスから氷属性魔素で強化されたミスリルランスを取り出して、肩甲骨の真ん中に突き刺して、手を離さない様に握りしめた。

フェニックスは、そのままダンジョンの床をすべるように、ダンジョンの壁に頭を打ち付けて止まった。

すかさず俺はミスリルランスから手を放し、奴の首周りに近寄ってエルドラソードで切り落とした。


いつも通り光の粒となったフェニックスを倒した俺は、久しぶりのレベルアップを、三つ感じた。

残された後には、大量の金塊と見たことがない金の粒の薬が入った瓶が4本、金色の液体が1本、残されていた。


単独による『フェニクス』お討伐を確認しました。


称号  『ゴールドハート』をてにはいりました。


スキル 『回復』をてにいれました。 


スキル 『治療』をてにいれました。







予定通りなら俺は8月15日現在、作者はお盆も仕事で休む事なく、職場で仕事に追われているはずだ。


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