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鑑定と解析、その差は何ですか?

新しく『解析』と『アイテム解析』を手に入れた俺は、早速、検証する事にした。

まず解析だが、鑑定で分かる敵の名前とレベルの他に、各々が持っている属性が分かる、これにより大まかではあるが、どの魔法を使えば有効か否かが分かる。

又、どんな属性魔法やを使うのかが、戦闘中に魔力感知と併用する事に寄って、かなり戦略に幅がでてきた。

俺自身に解析をすると、名前・レベル・属性・称号だけが分かり、所持している魔法・スキルは分からなかった。

まあ、自分の魔法とスキル位は、一応メモしてあるし自分でも把握しているつもりだから、別にかまわないけどさ。

それと俺の現在の解析結果はこんな感じ、


村田勇次郎

レベル  102

属性  空間

称号  チキンハート


ホームページの事前情報で分かっていた事だが、鑑定同様、ゲームのステータス表記ではなく、解析すると文字通り解ってしまう、只それだけである。

しかし、解析と鑑定との差が、称号と属性だけって、そんなに差があるとは思えないのだけど。

せめて、称号の取得条件くらい教えてほしいよな。


俺自身が驚いたのは、レベルが102という3桁だった事だ、そもそも、日本の組合のホームページでは、自己申告で教えてほしいと言っているが、一般探索者は大体の人が秘密にしているし、自分のSNSで公開している人は、大体が低階層で活動している人たちで、レベル20以下の人が殆どだった。

日本の最前線にいる人達や、知り合いのリア充大学生達のレベルが、幾つなのかは分からないが、自分のレベルより高いのは間違いないだろう。

それと鑑定や解析はむやみに使用するのは当然の事ながらマナー違反である。

尤も自分よりレベルの高い人には、本人が同意を得なければ、鑑定・解析は出来ないし、鑑定・解析を使用すると、独特の気配と言うか波動を発するので、感知スキルを持っていなくても、周りの探索者にばれてしまうし、鑑定・解析の対象者には更に強い視線に似た不快な感じがするため嫌われる。

したがって、ダンジョンの地上内部空間や迷宮部分で鑑定を行う場合、他の人に宣言をして、視線を壁の方に向かって使わないとトラブルの元である。


所持している属性だが、俺の場合は空間、つまりアイテム魔法や収納魔法が、これに当たり空間属性イコール・アイテム魔法が、世間では常識である為、そのおかげ収納魔法を誤魔化せている。

探索者の殆どが、大体の人が1属性か2属性で、

『3属性持ちなんて本当にいるのかな?』というのが一般的な探索者の常識である。


『アイテム解析』これには俺は驚いた。

まずポーション1は解析不能だったが、ポーション2を解析したら『ポーション1を2個の合成』と分かる。

ポーション3は『ポーション2を4個の合成』と分かる。

ポーション2を『分解』してみたらポーション1が2個に分解できた。

アイテム解析がどの位の性能を持っているかは、まだ分からないが、色々と応用が利くのではないかと期待している。


魔石(水)を試しに解析すると、魔素と水魔素の2つに解析できた。試しに分解してアイテムボックスから、出して見ると、魔素は魔物やアイテムが光の粒となって様に消えてしまったが、水魔素は出した瞬間やはり、光の粒となりのだが僅かな湿気を感じた。

他の魔石も同様で、これらを見た時、俺は以前から持っていた、疑問の一つが解けた様な気がした。




うーん。話のバランスが難しい。

今後のフローチャートで、今、悩んでいます。

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