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小物が大物に勝つには末端を攻めるべし

サブタイは基本中の基本です。

組合のホームページのコイツの推奨討伐方法は簡単だ、魔法による最大火力による遠隔攻撃である。

マジックバリアによるウォーターランスの攻撃を防ぎ、あとは矢継ぎ早に数による魔法攻撃で沈める。

肉弾戦は推奨されていないが、戦局は水の様なものだから、当然の事ながら直接攻撃で、コイツを倒した事例も載っていた。


俺は自分のレベルは分からないが、時速80km位なら余裕で半日位、走れる能力はある。

流石に時速120kmともなると1時間くらいでへばるし、時速180kmだと5分でへばってしまう。

ただバスケットボールなんかで使う5メートルダッシュみたいな使い方なら、瞬間的に時速250kmくらい出ているかも知れない。


キリンと対峙した俺は、頭の中で魔法を組み立てながら、緩急をつけたスピードで、ウォーターランスを魔力感知で、事前予測で躱して接近を行った。

奴は俺の動きに合わせてネッキングを行うべく、左に大きく振りかぶった。

ネッキングの動作予測を気配感知と聴覚感知で予測した俺は、その瞬間、大きく後ろに低いジャンプをして躱した。

ネッキングが目の目を通過したのを、確認した後、気配・聴覚・魔力感知を維持したまま、奴の両足の足首の骨を交互に、斜めに切り込みをいれた。

自重を支えられなくなった奴は、前のめりになり、その背中に俺はジャンプして、首の付け根に切りつけた。

ネッキングでは対処が出来ないと判断した、奴は尻尾を使って攻撃したが、スキルで攻撃を予測した俺は、既にそこにはいなく、尻尾による攻撃は奴の首へのダメージとなった。

すかさず俺は奴の体正面の首の付け根を、奴に対して左から右へとジャンプして切りつけた。

奴は首を大きく後ろにアーチの様に振りかぶり、自身の体正面にいる俺に攻撃をするべく、頭にある4本の角で叩き潰す様に、縦のネッキングを行った。

ダンジョンの床に叩きつけたと、ほぼ、同時に奴の首に切りつけた俺は、その傷にロングソードを突き刺し、そのまま、「なんちゃって攻撃魔法 サンダーランス」を叩き込んだ。

やがて光の粒となった後には、いつものドロップアイテムと共に、赤い巻物が落ちていた。


『無属性魔法   解析』をてにいれました。


『アイテム魔法』を確認しました。


『アイテム魔法 レベル3  アイテム解析』をてにいれました。









実質、30階層代はコイツが最強です。

情報は大事と言う事ですね。

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