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ゴルフで重要なのは『風をよむこと』 人間関係で重要なのは『空気をよむ事』

2017年7月13日 

ジャンル別 日間ランキング7位、ありがとうございます。

文才やキーボード打ちは稚拙、設定は甘いですが、書きたいネタは、それなりにあります。

ただ俺は、人に言葉を伝えることが、大の苦手なんですよね~。

山の中を通る高速道路の、橋桁の下を通り抜けて、さらに山の中をしばらく進むと、祖母が生きている時によく遊びに来ていた、テレビのインタビューで見た時には、明らかに俺の記憶の顔より、お年を召した、川田雅子さんの家の向こう側に、明らかに雅子さんの家の、日照時間を大幅に減らした元凶が見えてくる。


雅子さんの家の前の、舗装された道路に面した、ダンジョンの脇には、駐輪場の立て札が、等間隔で立っていた、俺は、雅子さんの家に一番近い場所に、ママチャリを停めて、雅子さんの家の対角面にあるダンジョンの入り口に歩いて行った。

入り口の前の駐車場は、時間制限があるはずだが、24時間ほぼ満車の状態で、市街地からの市道も、駐車違反が後を絶たず、酷い奴だと、それなりに距離がある、兄のコンビニに長時間、停める馬鹿があらわれるので、店長が警察と相談して対処する始末だった。


ダンジョン入口で、搬出口の脇のゲートを、一人ずつ免許証(ICカード)をかざして通りぬけて、中央にある白い球「俗称:セーブポイント」の隣にある、地下階段で係員に免許証を目視で、本人確認でのチェックを受けて、『ずいぶん甘いチェックだな。』と思いつつ、階段を降りて行った。そして、俺はそこで驚愕の事実を、知ることになる。







「こんにちは、村田さん、おひさしぶりです。」

「ちわっす。」

「こんにちは、はじめまして。」

「こんにちは、はじめまして。」


「あ、・・こんにちは、・・・えっと高橋君と佐藤君だっけかな?。」


「斎藤っす。」

「えーと、講習会以来ですね。」


朝8時過ぎから、一通りダンジョンを廻って、午後2時に地上空間に戻った俺は、探索者登録の講習会で、同じ班でリーダーの、イケメン体育会系大学生、身長180㎝の高橋君と、その後輩の身長190㎝の脳筋系の斎藤君、そしてはじめて見る、高橋君の身長170㎝の美人な彼女と、斎藤君の身長145㎝可愛い系の彼女に出くわした。


高橋君はイケメンらしい、実に素晴らしい爽やかな笑顔で、俺に話しかけてくれた。


「村田さんとは、ここでは、初めて会いますが、もしかして初日ですか?」

「うん、実はそうなんだ。」


斎藤君は、興味深い表情で、聞いてきた。


「何階までいったんすか?」


「・・・10階層と11階層の間の小部屋・・・。」


高橋君は、俺の表情を見て、全てを察した様だった。


そう、俺はダンジョンの入り口の係員に、返却を前提とした10階層までのマップを、見ながら進んだのだが、その最短ルート上には、ほとんどスライムがいなくて、ボス部屋も討伐直後で、リポップする前にボス部屋を通り抜けて、進んで行ったので、ドロップアイテムは、ないも同然だった。


俺は話を変えるように、


「君たちは、何階まで攻略したの?」

「19階っす。」


空気を読まない斎藤君は、高橋君が言葉を口にする前に、即答した。

そのまま、斎藤君は、俺が聞いていないのに、先輩である高橋君を差し置いて、いっきに話を勝手に話てくれた。


それによると、高橋君のお父さんは、県警のお偉いさんらしく、高橋君のお兄さんも、現在、大平山ダンジョンの最前線で攻略しているエリートキャリア隊員らしく、高橋君も来年、キャリア警察官としての、将来が決まっているとの事だった。

そんなコネがあって、迷宮探索初日に高橋君のお兄さんの、付き添いを条件に、9階層から初めて、10階層のボスを倒して、初日を終えたようだった。

その時のドロップアイテムの、マジックスクロールで、


高橋君は、  火炎魔法レベル1     『ファイアブリット』

       身体強化魔法レベル1   『プラス100パーセント』


斎藤君は、  身体強化魔法レベル1   『プラス100パーセント』

       身体防御魔法レベル1   『オーラバリア・プラス1』


を手に入れたそうだ。そして高橋君の彼女『白石さん』と、斎藤君の彼女『玉藻さん』は、一昨日、高橋君と斎藤君のサポートで9階のフロアボスのドロップアイテムから、


白石さんは、 氷結魔法レベル1     『フリーズブリット』  

       魔力強化魔法レベル1   『マジックアップ・プラス1』


玉藻さんは、 回復魔法レベル1     『ヒール1』

       治療魔法レベル1     『キュア1』

を手に入れたそうだ。



俺は斎藤君の顔をまじまじと、『こいつ、大丈夫か?』と思いながら凝視してしまった。


「・・・・・・・・・・」


「あのう、村田さん、今、斎藤が話した事は・・。」


「分かっているよ高橋君、・・・斎藤君も、しゃべりすぎだよ。・・・いくらなんでも個人情報をベラベラ他人に話すものではないよ。もし、君が警察官だったら、懲戒をうけているよ。」


「はっ!、す、すみません先輩! そ、それと村田さん、このことは、その・・。」


俺は右手を宣誓する様にあげて


「俺は絶対に、しゃべりません。」


「ありがとうございます!!。」


俺は高橋君に向かって


「条件という訳ではないけど、君が知っている限りで、俺の様な一般人に、話せる範囲で、魔法の種類別でのランク別のようなものを、教えてくれないかい。」



「・・・そうですね、魔法は別にどれが、優れているとかでは、ありませんが、県警内部では、主に攻撃魔法・回復・治癒魔法を重要視しています。次に重要視しているにが、強化魔法・補助魔法っといた所でしょうか。あと、これはあくまでも噂ですが、アイテムボックスのような、魔法所持者を極秘に捜して、保護しているという事です。本当かどうかは分かりませんが、県警の都市伝説みたいなものですが・・・」


斎藤君は、何か思い出したのか、ニヤニヤしながら


「だけど高橋先輩、県警本部の石松指導員のアイテムボックスは、絶対にハズレ魔法ですよ。く、く、く。」



『!!ま、まさか・・・』




「ああ、あれね、たしか『アイテム魔法』って言う魔法だったか。」












この分なら次話で、勇次郎の魔法が、書けるかな。

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