努力が報われる物もあれば、報われない物もある。
この作品の魔法・スキルの特殊性を教えますね。
俺達が住むこの地球は、魔法は空想の産物だったし、昔の人は魔法・魔術の研究をして、自然を観察・研究をしているうちに、現在の科学が誕生して、『魔法は存在しない』という結論に達した。
最近まで、それが常識だったけど、ダンジョンが現われてから、世界中の科学者達が、魔法の研究を始めたばかりだけど、はっきり言って、全く分かっていない。
まず魔力の素『マナ(仮)』が、全く検知・観測が出来ない。魔法が使える人には、ある程度、自分の中にある魔力が、感じられるのだけど、あくまでも自分の中だけで、魔法を使用し続けると、魔力がなくなって、枯渇してゆく感じがして、魔力がなくなると、「なくなった。」と判るそうだ。魔力がなくなっても、一部のラノベ・アニメの様に、気絶したり、死ぬ、という事はないようだ。だから科学者達にして見れば、いきなり何の兆候もなく、いきなり火や水が現われたり、風が吹いたり、電撃が走ったりする様に見えるわけだ。
実際には、術者からして見れば、そう簡単な事ではないけど、頭の中で使いたい魔法を、イメージ・選択して、魔力を変換させるので、それなりに集中力がいる、実戦では、敵の動きや攻撃に注意しなければ、いけないし、変換がうまくいかないと、魔法として具現化・発動しない。目をつぶって集中すると効果的で、魔法の効果・威力も同じ位の魔力を使用しれいるのに全然違う。
ただし、この世界に現われた魔法やスキルは、ダンジョン内部限定で、ダンジョンの外では使えない。
ダンジョンの外では、自分の魔力は感じられるし、自分の『中』で集中すれば、『中』限定で動かすことは出来る。だけど魔法として使用する事は出来ない。付け加えるならば、『自分の中』といっても、自分を強化する魔法、『身体強化魔法』、『魔力強化魔法』も例外ではない。
念の為に言っておくけど、魔法やスキルは、ダンジョン限定だけど、レベルアップした自分の地力は、ダンジョンの外でも、そのまま強化されたまま使えるからね。100㎏の重さを片手で持ち上げたり、手で持った普通の石を砕いたり、垂直飛びで1.5メートル跳んだり、普通の農作業なら疲れ知らずだったり、44歳のメタボの中年男が出来るから凄いんだぜ。
力の幅が増えた感じで、普通に生活しているし、物を壊すという事もない。体力が上がって、疲れ知らずになって、最近は、今まで1日坊主だった、ダイエットの為の、早朝ランニングや基礎体力トレーニングが、全然苦労しないで、続けてられるんだぜ。
今日は大平山ダンジョンに潜って、カモフラージュしながら、情報収集と換金して、お金(給料)を貰わなければ、うまく誤魔化せればいいけど、家のダンジョンは秘密枠だからね。
・・・マスター・・・嫌な予感がします・・・・
主人公の魔法の特殊性を、次の次あたりで、書ける予定(は、未定)