クレアリディルの登場人物纏め! 【第六章の部】
さてさて、恒例となった人物紹介の六回目ね。ここではあたし――クレアリディルが六章で登場したキャラクターの紹介や、裏話なんかを紹介していくわ。
いつも言ってることだけど、六章のネタバレなんかもあるから注意よ。
『リオン・グランシェス』 前世の名前:『雨宮 裕弥』
あたしの弟くんで婚約者ね。
婚約者なんだけど……いまだにアリス以外には手を出してくれないわ。
某、ヤンデレに追いかけ回されてる主人公はノクタに進出するくらいアグレッシブなのに、弟くんはどうしてこんなに消極的なのかしらねぇ。
『アリスティア』 前世の名前:『雨宮 紗弥』
弟くんの前世の妹で、ハイエルフの少女よ。
以前にもいった気がするけど、アリスの髪は淫乱ピンクよ。一章のラストで、ピンクは淫乱って言うから良いよね。って言わせたいがためだけに、髪の色が決定したそうよ。
こうして振り返ってみると……ずいぶんと性格が大人しくなった気がするわね。と言うか、まわりが濃いキャラばっかりになって、相対的に普通になったというべきかしら。
『クレアリディル・グランシェス』
あたしね。
今回も留守番気味で寂しかったわ。
作者的には気に入ってくれてるそうなんだけど……弟くんのお姉ちゃん役。
――つまりは、伯爵家の当主代理という役目を背負ったがために、弟くんのいない場所でサポートするという立ち位置が決定してしまったわ。
まあ……七章はグランシェス領でのお話だから、あたしも普通に登場できるけどね。
『ソフィア・スフィール』
異世界姉妹最大の、どうしてこうなったキャラのソフィアちゃん。
最初は精神的に病んでいて、かよわい女の子という設定だけがあったんだけど……いつの間にか異世界姉妹の近接戦最強キャラに成長しちゃったわ。
たぶん、作者がギャップ萌とか言い出したせいね。
ちなみに、唯一にして、物凄く可愛いファンアートをもらった人気者よ。
『ミリィ』
弟くんのお母さん。あたしは腹違いの姉だから、あたしのお母さんではないのよね。
ただし、お義母さんではあるのだけど。
……普通に考えると、普通の意味にしか聞こえないはずだけど、異世界姉妹だとまるで意味が違って聞こえるのが、ちょっと面白いわよね。
『ミシェル』
あたしの母親代わりだったメイドね。
ずっとあたしのサポート役をしていたのだけど、最近はその役を年の離れた妹に譲って、自分は年の離れた少年とよろしくやっているみたいよ。
『ティナ』
ミシェルの妹で、あたしの現サポート役ね。
あたしは弟くんの当主代理で、ティナはそんなあたしの代理を時々こなしているわ。ミューレの街には優秀な人材が多いから、そのうち、ティナの代理とかも出てきたりするかもね。
『マリー』
弟くんの監視役兼メイドだった人ね。
最近はリズのお世話役や、学生寮の管理人をしているらしいわよ。
『リアナ』
制服姿が凄まじく可愛いリアナ。
二巻のキャララフが制服姿だったんだけど、イラスト予定には制服姿がなくて、作者が担当様に「リアナの制服イラスト入れてください、なんでもしますから!」って泣きついたんだけど、既に手遅れだったという経緯が存在するわ。
一応言っておくけど、担当様がイジワルとかではないわよ。
その前に作者が「書き下ろしにイラストお願いします、なんでもしますから!」って担当様に我が侭を言って、ソフィアちゃんとティナのイラストを入れてもらってるからね。
『エルザ』
リオン親衛隊隊長ね。とても優秀な騎士なんだけど、護衛対象たちが強すぎて、完全に引き立て役になってるわ。
伯爵が護衛も付けずに出歩くのはおかしいという問題を解消するためだけに、弟くん達に同行している感じがするわね。
『カリーナ』
鉄道を引いているお姉さん。ゲームやアニメなんかで存在する、姉御的なお色気作業員をイメージしているそうよ。
だから、タンクトップに短パン的な姿なんだけど……絶対作業に向かない格好よね。
『ディラン・ラングレー』
なろう版では未登場。
二巻の書き下ろしで出てきた、ソフィアちゃんに踏まれた男爵の息子よ。ソフィアちゃんに踏まれるなんて羨ましい! と思った人がいるかもしれないわね。
あの後、彼はラングレー男爵を継いで、ソフィアちゃんの忠実な犬になっているそうよ。
『フィリスティア』
アリスのお母さんね。
実は異世界姉妹で最強の精霊魔術の使い手、らしいわ。最近のアリスは凄まじいものがあるから、もしかしたら最強の名を譲る頃かもしれないけどね。
『ハーヴェル』
アリスのお父さん。
良く言われるけど、異世界姉妹の男性キャラは立場が弱いわよね。
ちなみにこれ、実は理由があるわ。
弟くんは、周囲の女の子に振り回されてばかりというのが、この世界のコンセプト。だけど、そんな弟くんは伯爵家の当主なので、弟くんは一般的な相手に対しては立場が上。
そうすると、一般的な男子は、弟くんを振り回す女性より立場が弱くなりがちなのよね。
『リーベル』
エルフの里で一番長生きなエルフ。
この人とのやりとりを見て、こんな言葉の通じないやつがいるかよ――とか思った人は多いと思うんだけど……残念ながら、モデルがいるそうよ。
そして、そのモデルの方が話が通じないそうよ。
事実は小説よりも奇なり、な感じね。
『サリア』
誘拐されたエルフのお姉さんで、リーベルさんの孫娘ね。
エルフらしからぬ豊かな胸……と言う設定があるのだけど、最近のエルフって、胸の大きな種族であることが多い気がするのだけど、実際のところはどうなのかしらね?
いえ、異世界姉妹の世界では、一般的なエルフはスレンダーがデフォなんだけどね。
『エリーゼ』
ソフィアちゃんのお母さんね。
一時期は廃人同然だったけど、最近は少しずつ元気になっているそうよ。
『クレイン・グランプ』
グランプ侯爵家の当主で、ロリコンなおじさま。
二巻のイラストで、凄く渋い顔であることが発覚したわ。ただ、その渋い顔で見ているのは、ティナがまくり上げたスカートの下というイラスト。
あれで吹いた人は多いんじゃないかしら。
『マヤ・グランプ』
グランプ侯爵の愛娘ね。
と言うか、マヤちゃん的には、お父さんが自分より年下の幼女を追いかけ回してる訳なんだけど……どういう心境なのかしら。
ちなみに、弟くんがついに義妹を増やしたから、彼女も義妹入りのフラグが立ったわ。
『ローリィ』
グランプ侯爵の養子。娘ではなく義妹。
そして、結婚する予定なんだけど――マヤちゃんより一つ下よ。
……まあ、あたし達も色々な意味で人のことは言えないんだけどね。
『リーゼロッテ・フォン・リゼルヘイム』
リゼルヘイムのお姫様。
三巻でイラストが公開される……はずよ。今のところ、イラストありが、どのキャラになるか不明だけど、たぶんリズは出てくると思うわ。
凄くどうでも良いことだけど、今回、怒らすとキビキビ動くことが発覚したわね。
『アルベルト・フォン・リゼルヘイム』
リズ大好き、シスコンの第一王子。
シスコンって言うとあれだけど、異世界姉妹では平常運転よねぇ。
異世界姉妹では大抵、兄弟は仲が悪くて、姉妹はゆりんゆりんしてて、異性の兄弟姉妹がいると、だいたい結婚を企んでいるわ。
『アカネ』
ミューレの街の代表的な商会を作り上げた女の子。弟くんの考えを良く理解して、上手く立ち回って利益を上げているわね。
そういう意味ではシスターズ候補なんだけど、シスターズには入らない珍しい女の子ね。
【クラリーチェ】【ノエル・フォン・リゼルヘイム】
普段はクラリーチェを名乗ってあちこち飛び回っているおてんばなお姫様。
そんな彼女は、足湯をこよなく愛す、弟くんの同志の一人よ。
もし彼女がリゼルヘイムを継いだら、国中に足湯が設置されるでしょうね。
『シロ』
もふもふっ! じゃなかった、イヌミミ族の女の子ね。
見た目は少女。だけどその正体は……次章に続くっ!
『アオイ』
イヌミミ族最強の戦士――なんだけど、ソフィアちゃんには敵わなかったわね。
ただ、アオイが弱いんじゃなくて、ソフィアちゃんが強すぎるのよ。
ザッカニア帝国がイヌミミ族に手を出さなかったのは、皇帝陛下が手を出すことを拒んでいて軍部は大部隊を動かせず、少数部隊ではアオイに勝てなかったから、と言うのが理由よ。
『ミュウ』
ミューレ学園のもと予科生。
オリヴィアさんに救われなかったら、教皇様を鞭で叩く運命が待っていたわ。
『セルジオ』
獣人族をこよなく愛する商人――なんて言うと、なんだか偏愛を感じるけど、弟くんの周りの人達はみんな、イヌミミ族をこよなく愛しているから普通ね。
『グラニス・ザッカニア皇帝』
皇帝陛下なのに軍部には裏切られるし、平和の使者にうっかり国が滅ぼされ掛けるし。今回、一番の苦労人なんじゃないかしら?
ただ、無能なお飾り皇帝ではないわ。権力の大半を軍部に奪われながらも、あれこれ重要なところを抑えていられたのは、皇帝の手腕によるものよ。
頑張ってはいたけど、じり貧だったと言う訳ね。
オリヴィアを差し出したのは、弟くんと繋がりを持っていたかったからでしょうね。
『オリヴィア・ザッカニア』
あるときは穏健派の筆頭で、またあるときは帝国のお姫様。果たしてその正体は――パフェの虜になったリズ二世よ。
将来、リズと並んで足湯に浸かってパフェを食べる姿が目に浮かぶわ。
『アーニャ』
オリヴィアに仕える女騎士で、ソフィアちゃんの劣化恩恵の持ち主ね。
シロちゃんもそうだけど、限定的に嘘か本当か判断することが出来るわ。
『ケント』
軍部のトップな将軍様ね。
ザッカニア帝国最強の剣士なんだけど、愛らしい金髪幼女に瞬殺されたわね。
ソフィアちゃんを知っている人なら、それはしょうがないって思うけど……残念ながら、ザッカニア帝国でソフィアちゃんの強さをしる人間は少ないわ。
なので彼は、クーデターを起こしたものの、金髪幼女に瞬殺されて破滅した男として、後世に語り継がれることになるわ。
『ライナス』
白魔術を扱うフェルミナル教のトップな教皇様。
教会の勢力は大きく、また怪我とかを治してくれるため信者も多いんだけど……そのトップは、マゾヒストだったと言うオチね。
『ヴィオラ』
フェルミナル教徒で、白魔術が少しだけ使える聖女と目された幼女ね。
だけど、そんな聖女にいたぶられたいというライナス教皇の欲望の餌食に。隠し部屋に閉じ込められ、鞭を振るわされていたわ。
ちなみに、その結果Sっ気に目覚めてしまったらしいわね。
……フェルミナル教、大丈夫なのかしら?
以上で、キャラ紹介はお終いね。
次章は第七章。ミューレの街に、イヌミミ族を受け入れていくお話よ。
それじゃ、七章のキャラ紹介で会いましょう。






