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俺の異世界姉妹が自重しない!  作者: 緋色の雨
第四章 過去の想い

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エピソード 2ー5 真の幼女――

 地竜の爪を譲って貰う為の最後の条件。それは学園の視察。と言う訳で翌日、俺達はグランプ侯爵領のお膝元にあるヴェスタ学園を訪れた。

 三人で一緒にまわるのは効率が悪いって結論にいたり、アリスは服飾関連。ソフィアは料理関連の視察を担当することになった。

 そうして残った俺は一般の授業を見学することになったのだけど――アリスとソフィアがいなくなった両隣、何故かクレインさんとフルフラット侯爵がいる。


「……何故お二人がいるんでしょう?」

「ふっ、学園と言えば幼女を育成する重要な機関だからな。リオンの生の声を聞いておこうと思ってな、オーウェンの奴も同じ理由だ」

「はぁ……そうですか」

 まあロリ巨乳とツルペタ幼女、どっちが正義かっていう不毛な戦争は終結したから良いけどさ。二人に挟まれてると、リバーシよろしく染まりそうだから嫌なんだけど。

 取り敢えず、さっさと視察をするか――と校舎の中へ。

 廊下を歩いていると、クレインさんとフルフラット侯爵は、ロリ巨乳とツルペタ幼女のどっちが正義かで言い争いを始めた。


「ストップ、ストーップ。なんでまた争ってるんですか。幼女は外見と内面のギャップこそ正義という話に落ち着いたんじゃなかったんですか?」

 俺は二人の間に割って入り、クレインさんに向かって尋ねる。

「確かにギャップは素晴らしい」

「だったら……」

「しかし、しかしだ! それはつまり内面と外見のギャップが素晴らしいと言うこと。ロリ巨乳とツルペタ幼女。どちらがより萌えの対象になるかという争いになるのは必然!」

 あぁ……そこに気付いてしまったのか。一生気付かずにいれば幸せだったのに。

「じゃあ俺は視察に行ってくるので、二人はここで好きなだけ議論して下さい」

 逃げようと踵を返す――が、腕を捕まれてしまった。


「まぁ待て、俺との取引を忘れたのか? 俺とオーウェンの争いを終結させるのも、交換条件の一つだろうが」

「それは一度解決したじゃないですか。再発した論争までは責任持ちませんよ」

「おいおい、俺をあまり舐めるなよ。こんな楽な条件で地竜の爪を譲るのは、お前に世話になっているからこそだ。だが、その条件すら守らぬと言うのなら……」

 クレインさんは鋭い眼光で俺を見ているけど、内容が内容だけに全然格好良くない。けど、ここでごねても、俺に得はないだろう。

「……分かりましたよ。でもまずは視察を済ませてしまいましょう」

 取り敢えず、問題は先送りに。このままうやむやに出来たら良いなぁ……なんて、儚い夢を抱きつつ、目的地へと向かって歩き始める。


 そうしてやって来たのは授業中の教室。

 うららかな午後の授業風景を見学するつもりだったんだけど……教室の空気は思いっ切り張り詰めていた。

 まぁ……この街の領主であるクレインさんと、そのライバル関係にあるフルフラット侯爵。ついでにミューレ学園設立者である俺が、堂々と後ろの方で見学してるからな。

 生徒達の心情は推して知るべし。


 そんな中で必死に指導にあたってるのは、ミューレ学園を卒業した女の子だそうだ。こちらもかなり緊張してるみたいだけど、なんとか授業を続けている。

「授業風景を見るのは初めてだが……少女が緊張しながらも必死に頑張る姿は、ぐっと来るモノがあるな。学校を作った甲斐があったというモノだ」

「確かにな。ロリ巨乳ばかりなのは気に入らんが、実に耽美な眺めだ」

 フルフラット侯爵の愚痴っぽい呟きを聞いて、授業を受ける少女達に視線を向ける。だけど、見えるのは生徒達の背中ばかり。斜め前にいて脇が見える生徒は、なんとなく大きそうな気もするけど……正直良く判らない。

 けど、クレインさんが否定しないと言うことは、事実としてロリ巨乳ばっかりなんだろう。なんで背中を見ただけで分かったんだろう。いや、それよりも……


「……クレインさん。趣味に口は出しませんけど、教育は平等にした方が良いですよ?」

「心配するな。ここは俺のめがねにかなった生徒だけを集めた特別クラスだ。他のクラスには様々な生徒がいる」

「あ、そうですか……」

 だったらこれ以上は追求しない。いや、追求したくない。

 ちなみに、フルフラット侯爵が「うちも学園を作る時はツルペタ幼女クラスを作ろう」とか呟いてるけど、こっちも無視だ!


「ところで、うちの授業風景を見てどう思う?」

 凄く犯罪臭がします――と、喉まで出掛かったコメントを飲み込み、「良いと思いますよ。うちと比べても遜色がないと思います」と答えた。

「それは……世辞ではなく、本心か?」

 世辞など要らぬ、本心が知りたいと言わんばかりの真剣な眼差し。俺はそれに答えるために、表情を引き締めてこくりと頷いた。

「本心ですよ。もちろん、選択科目の数なんかはまだまだうちの学園に敵わないはずですが、それはミューレ学園を卒業した先生が増えれば解決する問題ですしね」

「そう、か……いや、安心した。お前にわざわざ学園の視察に来て貰った甲斐があったというモノだ」

 普段は幼女幼女と言ってても、領民を思う気持ちは本物なんだろう。安堵するように息を吐く、その横顔はやり手の侯爵様なんだなぁと思わされる。

 ……でも、やり手のロリ巨乳好きって、組み合わせちゃ駄目だよな。色んな意味で。


「ちなみに、他になにか意見はないか?」

「そうですね。他の分野はアリスとソフィアが見てると思うので、そっちはあとで聞くとして……授業が終わったら、先生に話を聞いてみましょうか」

「リオン……あの教師の娘は俺のだぞ?」

「判ってますよっ! ミューレ学園の時と比べて不便がないかとかを聞くだけです」

 と言うか、俺はロリコンじゃないし。二つ三つ年下くらいはありだと思うけど、見境が無い訳じゃない。年下はソフィアがいれば十分だ。

 節操のない二人と一緒にしないで欲しい。


 とにもかくにも、授業が終わった後。生徒達が帰宅していく教室で、先生の女の子を捕まえて話を聞くことにした。

「リオン様お久しぶりです! ミューレ学園では凄くお世話になりました」

 声を掛けた瞬間、俺の前に駆けよってぺこりと頭を下げる少女。とたん、クレインさんがギロリと俺を見た。

「……リオン? さっき言ったこと、忘れてないだろうな?」

「忘れてないですから、肩をギリギリ握るのは止めてくれませんかねぇ?」

「……ええっと?」

 状況が飲み込めないのだろう。女の子が小首をかしげた。

 栗色の髪が、窓から差し込む光を浴びて煌めいている。クレインさんがお気に入りと言うだけあって中々に可愛いロリ巨乳である。……ソフィアには負けるけどな。


「気にしなくて良いよ。それより、ミューレ学園に通ってた時と比べて、足りないモノとかはないか?」

「それは……」

 女の子はクレインさんへと視線を向けた。

「構わん。劣ってる部分があれば遠慮なく言え。それを改善するのが目的だからな」

「でしたら……えっと、不便というと罰が当たるとは思うんですが……ヴェスタの街には足湯や温泉がないので、ちょっと残念です」

「足湯というのはなんだ?」

 クレインさんとフルフラット侯爵が揃って首をひねる。

 フルフラット侯爵は判るけど、クレインさんも知らないのか。うちの宿泊施設にもあったはずなんだけど、温泉の方にしか入ってなかったのかな?

 温泉も良いけど、足湯には足湯の素晴らしさがあるのにもったいない。


「足湯って言うのは、文字通り足だけ浸かるお風呂ですね」

 二人に向かって足湯の説明を始める。

「足だけ、だと? そんなモノになんの意味があるのだ」

「ちゃんとありますよ。肩こりの解消や、自律神経の安定によるストレスの緩和なんかはもちろん、足湯独自の効能も数多くあるんです。噂では、がん細胞を押さえる細胞を活性化させたり、花粉症対策なんかにも良いんですよ?」

「そ、そうなのか?」

「ええ。ですから足湯は素晴らしいんです! 他にも色々効能があるんですが、今は時間がないので自重しておきますね。あとで知りたければ聞いて下さい」

「お、おう。良く判らんが、お前が足湯を好きだと言うことは良く判った」

 クレインさんはそこまで言ったところで、おもむろになにかに気付いたかのようにと腕をくんで考え始めた。


「足湯……温泉。――はっ!? 合法的に幼女達と混浴!?」

「いやいや、確かに混浴は混浴ですが、お互い服を着たままですよ?」

「お前はなにを言っているんだ! 風呂とは即ち命の洗濯。つまり、自分の内面をさらけ出すプライベートな空間。それならば、服を着ているかなど問題ではないわ!」

 ……このおっさん、アリスと発想が同じだ。


「まあ足湯がお奨めなのは事実ですけど……この辺、温泉はないですよね?」

「――掘ってくれ」

「……え?」

「温泉を掘ってくれ。金に糸目は付けん」

「えぇぇぇぇ……」

 そりゃ出来れば俺も、足湯の素晴らしさをこの街に伝えたいって思うけど……そんな簡単に温泉を掘ってくれって言われてもなぁ。

 山は……近くにあるけど、地質調査もしなきゃいけないし……って、あれ? ミューレの街の温泉ってどうやって掘ったんだっけ?

 確かアリスに温泉を掘ってってお願いして、それから、それから………………数日後には普通に温泉が湧いてたな、そう言えば。


「なんか、アリスに頼んだらなんとかなりそうな気がします」

「おぉ、では頼んだぞ!」

「地質にもよりますが、この街にも足湯を広められるよう精一杯頑張ります」

 がしっと握手を交わす。その直後、俺達の握手を断ち切るように、フルフラット侯爵が割り込んできた。


「リオンっ! クレインだけズルイではないか! うちの領土にも温泉を掘ってくれ!」

 そんなに幼女と混浴がしたいのか。……したいんだろうなぁ。倫理がどうとか、無視出来る立場にいるくせに……真面目なんだか、そうじゃないんだか。

 良く判らないけど……取り敢えずは温泉を掘れるかどうか、か。

「ええっと……近くに山はありますか?」

「うちの領地は何処までも平原だ」

「ではおそらくは無理です」

「なん、だと?」

「山がなければ、火山性の温泉は恐らく見つからないと思います。非火山性の温泉はあるかもしれませんけど……さすがに千メートルは掘れませんから」

 ハッキリとは覚えていないけど、火山に頼らない温泉はそれくらいの深さが必要だった気がする。アリスチートでもさすがに簡単には掘れないだろう。

「馬鹿な……うちの自慢の平らな大地があだになるとは……」

 フルフラット侯爵はがっくりと項垂れた。


「ふははははっ、残念だったなオーウェンっ! やはり幼女も土地も、平らより山があった方が良いという訳だ!」

 ――ちょっ! そんな屁理屈で蒸し返すとか! せっかくうやむやにして乗り切ろうと考えてたのにと内心で悲鳴を上げるけど後の祭り。

「なにを馬鹿な! 温泉が無理とは言え、なにをするにも平地の方が利点が大いに決まってるだろう! つまり、幼女はツルペタが良いと言うことではないか!」

「くっ、ふざけるなっ! 土地と幼女の胸に関連などないではないか!」

 ……関係あるとか言い出したのクレインさんだけどな。とか突っ込みたい。なんてため息をついている間にも二人の争いは続く。

 いつの間にか、教師の少女は教室の端まで避難していた。さすがミューレ学園の卒業生、中々したたかな女の子である。……いや、関係ないかもしれないけど。


「真にギャップある幼女は、ロリ巨乳――つまりうちのローリィに決まっている!」

「馬鹿をいえ! 真の幼女はツルペタ幼女であるうちのペタンに決まっている!」

 ……と言うかこの二人、好き放題言いすぎじゃないか? なんか、だんだん腹が立ってきたぞ。

「ギャップで言ったら、ツルペタ幼女の方が大きいんじゃないですか?」

 腹に据えかねた俺が呟いた瞬間、クレインさんが凍り付いた。


「なん、だと……リオン。お前は、ツルペタ幼女こそが至高だというのか……?」

「いやだって、ツルペタ幼女って言うと、純粋な子供ってイメージだけど、ロリ巨乳って言うとインモラルな感じしません?」

「確かにその通りだが、それが――まさかっ!」

「そうです。妖艶な内面とよりギャップがあるのはどっちかって話なら、ツルペタ幼女の方に決まってるじゃないですか」

「ふっ、ふはははっ、聞いたかクレイン! やはり至高はツルペタ幼女なのだ!」

「ばかな――っ」

 勝ち誇るフルフラット侯爵の声を聞き、クレインさんが膝をついた。俺はそうして項垂れるクレインさんを慰めるように、肩に手をかける。


「クレインさん。確かにギャップで言えばツルペタ幼女に軍配が上がりますけど、よりインモラルな方はロリ巨乳ではないですか?」

「それは……確かにそうだが。だがギャップという意味では……」

「必ずしも、ギャップが大きいほど萌えるという訳じゃないでしょう? それに幼女の胸が大きいというのは、既にギャップがあるじゃないですか」

「お、おぉ……そう、だな。確かにその通りだ! 良く言ってくれたリオン!」

 己の信念を思いだしたのだろう。クレインさんは颯爽と立ち上がった。そしてその代わりに、フルフラット侯爵が不満げな態度を取っている。

 だから俺は、そんな二人に向かって口を開く。


「そもそも、俺は二人の争いを聞いていて、ずっと思ってたんです」

 別に俺はロリコンじゃない。だから、ツルペタ幼女かロリ巨乳か。そんな争いは正直言ってどうでも良い。

 だけど、だ。そんな俺にも一つだけ判っていることがある。

「さっきから聞いてたら、どっちが真の幼女だとか好き放題言いやがって。真の幼女――即ち一番可愛いのはソフィアに決まってんだろっ!?」

 ロリコンでない俺ですら惹かれる。つまり、ソフィアこそ正義。間違いない!


「――なっ!? ふっ、ふざけるな! 確かにソフィア嬢は素晴らしいロリ巨乳だ! しかし、可愛さで言えばうちのローリィには及ばぬわ!」

「二人ともなにをロリ巨乳前提で話している! 幼女とはツルペタ幼女。そして真の可愛いはペタンに決まっておろう!」

「はっ、巨乳か貧乳かとか言う問題じゃないんだよ! ソフィアは健気で、俺をお兄ちゃんって慕ってくれて、内面だって可愛いんだよ!」

「なにを言うかと思えば、それはうちのローリィも同じだ!」

「うちのペタンもだ。その程度で自慢なぞ片腹痛いわ」

 くっ、二人とも分からず屋だな。ソフィアが一番可愛いに決まってるのに。こうなったら仕方がない。とっておきの話をして、真に可愛いのはソフィアだと証明してやろう。


「ソフィアの可愛さはまだまだあるぞ。初めて会った時は人見知りで、口も聞いてくれなかったんだ。けどそれが、少しずつ話してくれるようになって――っ」

 俺はソフィアの可愛さを最後まで語ることが出来なかった。背後から視線を感じ、強烈な寒気を覚えたからだ。

「リオンお兄ちゃん……なにしてるの?」

 感情のこもっていない声が響く。怖々と振り返ると……そこには、ハイライトの消えた瞳で俺を見つめるソフィアの姿があった。


「ソ、ソフィア。視察は終わったのか?」

「リオンお兄ちゃん、なにを、してるの?」

「こ、これはその……ただの、世間話だ」

「……世間話? ふぅ、ん。それが、ソフィアのそんな話が、世間話、なんだ……っ」

 プルプルと震えるソフィアに言いしれぬ恐怖を抱き、俺は思わず息を呑む。さっきまで無表情だったソフィアの顔が、急激に真っ赤に染まり始めたのだ。


「ソ、ソフィア?」

「ねぇ……リオンお兄ちゃん? ソフィアの恩恵を忘れちゃったの? リオンお兄ちゃんがなにを言おうとしてたのか、ソフィアには丸わかりなんだよ?」

「――っ!? ま、待て落ち着け! 俺はただ、ソフィアがいかに可愛いかを、二人に伝えようとしただけなんだ!」

「……あのね、リオンお兄ちゃん。ソフィアのことを可愛いって言ってくれるのは嬉しいよ? でもね、そんな風に子供の頃の話をされるのは恥ずかしいの。……判る?」

「そ、そうだったのか。えっと……それじゃ次! 次から気を付けるから今回は――」

 俺が言い終えるより早く、ソフィアが流れるような動きで詰め寄ってくる。それは俺の心の隙を突いた動き。気が付いた時には、ソフィアは目の前にいた。

 そして――

「お兄ちゃんの、ばか――っ」

 鳩尾に衝撃を受け、俺の意識は闇へと沈んだ。


 ちなみに、俺がソフィアに叩きのめされた後、クレインさんとフルフラット侯爵の論争はあっさりと決着がついたそうだ。ソフィアの行動を見た二人が、まさにギャップ萌え――とかなんとか言って、自分達の敗北を認めたのだ。

 それは良い。良いんだけど……

 その後――ソフィアが口を利いてくれなくなった。

  

 

 自重しないで書いた。後悔はしていない。

 ……反省はするかもしんない。

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