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金と白の会談1

久々ですね、だいぶ間があいてしまいました。



「うわ、きもちわるい」


「あ?」


口火を切ったのは黒霧。

それに反応したのは僕ではない、この部屋にいるのはもう一人・・・今の僕達にっとって純度97%の謎と残り3%の敵意で構築されたようなこの男のみである。


「金ちゃん、この喋り方がきもちわ・・・・度し難い程に気持ち悪い方は誰なの?この人とルームシェアをしているのだったら私はあなたを殺してからこいつを殺すの。そんでもって私は貴方達の後を追う様に睡眠薬を適量服用した後次の日にそなえなくちゃいけないのだけど」


「なあ、なんで僕も殺されるんだ?それでなんでお前は次の日何も無かったかのように暮らそうとしているんだ?誰も得しないよ?そんな事しても後に残るのは罪悪感だけさやめとけやめとけ」


「違うわ、後に残るのはこの部屋とわたしだけよ」


「お前はどこかの独裁者か!」


「ア―――、悪いんだけれド無視しな」

「気持ち悪い喋るな」


喋る隙を与えず黒霧の言葉がこの男の言葉をさえぎった。

黒霧は本気でこの男が、ではないこの男の喋り方が黒霧の何かに障る様だ。


「それと、視界にも入らないでほしいわ、だって気持ち悪いんだもの」

「黒霧、そろそろ僕はあいつの味方をしてやりたくなってきたんだけどいいかい?」

「少年、たのム・・・・・む」

「黒霧、僕は今さながらガキ大将にいじめられている眼鏡を見ている未来から来た青の未来兵器な気分だよ。ムをむに言い直しちゃったからね」


「未来兵器ですって?金エモンは少し自分を過大評価しすぎなんじゃない?あなたなんてしょせんいつも自分に火の粉が降りかからない事を確信しっきて自分をかわいさに男の子の中に身を置いてるあの醜い精神丸出しのあの娘の立ち位置がお似合いよ!だからあんたはそこで黙って見てなさいよしずか!!」


「後半最早シズカちゃんの悪口じゃん!絶対嫌いじゃん!!」

「黒ミは自分より出番が多いとか同じ女の子なのになんで自分だけこんなにフォルムが悪いとかって事思ってないわ、思ってないけどただ最近少し大きくなりすぎたから今は四次元ポケットの中にしまってあるだけ」


「僕は間違っても黒ミちゃんのスペアポケットには手を突っ込みたくないな、だって何か手を入れたら喰われそう、引きずり込まれてダークサイドに堕ちたり誘惑に負けてポッケットに手を突っ込んだりしたら闇の大王辺りに目を付けられそうな気がする。捨てても必ず自分の所に戻ってきたりしそうだから」


「アノ~」

「気持ち悪い黙れ」


喋る隙を与えず黒霧の言葉がこの男の言葉をさえぎった。

あれ?この文脈前にもあったきがするぞ?おかしいな。

「デジャブよデジャビュ」

「黒霧・・・・・ここでそれをデジャブにすると話が進まなくなるからデジャブもデジャビュにもしないでおくれ」


そう言うと黒霧は残念そうな顔をするとこの長方形の部屋の右奥角に置いてあるソファーにユラユラと歩いて行き体を横たえると直ぐに寝息を立て始めた。少しつまらないがこの方が話はすすみやすくなるだろうなと思いました。などと頭の片隅で誰の意見かもわからに事を考えていた。

だがコレでこの男との会話ができる。


男ではない漢と言う感じだ。


「さて、男と漢の会談と行かせてもらいましょうか」

「アア、きなよ。僕とお喋りしようじゃないか」


漢の向かいの席に座るように促された、丁度男と半径一メートルくらいの小さな円卓にお菓子と紅茶が並べられる。

なんともむさくるしい男子会になりそうだ、と冗談交じりに言うと漢の向かいの席にドカと腰を下ろした。

「根掘り葉掘り聞いてやるから覚悟はいいんだろうなぁ」

「掘り出せる大きさだといいねェ」


なんて挑発的な態度、いいだろう、この初の面談でハーメルンの笛で人を集め千の群集にて掘り起こすなんて生温いものではなく大きなカブの物語が一ページで終わるくらいの早さで毟≪むし≫りっ採ってやるそんな事を考えつつこの会談は幕を明けるのであった。

今回は何回かに分けて書きたいと思います

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