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14.『赤月』の魔女

風邪引き無限ループに陥っていました。

更新が遅くなりすみません泣


のんびり進めると寄り道しすぎて肝心のストーリーに戻らなくなりそうなので、マッハでまた進めていきます!


※目がチカチカして文字を目で追えなくなるので、私の眼球への救済措置として頻繁に改行しています。

見えにくい等あるかと思いますが、ご容赦ください!

なるほど、初級薬師の難易度に数を少し増やしただけでは簡単すぎると。


あくまで人間枠での難易度設定で組み込まれているため、リッチに対しての加減がわからない。

とりあえずどこまで出来るのか試してみることにした。


2日後に中級薬師の難易度である、中級の体力回復薬と魔力回復薬を10本ずつ作れる分の素材を紙に書いて渡した。

するとまた紙を渡したその日に素材を全て集めてきた。


また2日後に上級薬師(自分の店を持つレベル)の難易度にある、上級体力回復薬と魔力回復薬を10本ずつ作れる分の素材を書いた紙を渡してみた。

結果は想像の通りその日に素材を全て用意できていた。


これより難しい等級も存在するけれど、とりあえず店で使う素材の7割は問題なく採取できることがわかったので試し採取は切り上げることにした。


アイはピアトラ国で仕事をしていた時にお使いのようなクエストや魔物の素材集めなどを依頼されていたらしく、その折に薬草も見分けがつくようになったと胸を張って言ったことから素材採取が得意なのだろう。


そのあと何回か素材採取をお願いしたあとから、薬屋で本格的に働くからには薬の調合や薬草の種類もきちんと覚えて仕事をする!と空いた時間で勉強をしている。

彼女の勉強の進み具合を見ると元々頭が良く、勤勉なことが分かった。


やる気が出ることは彼女に良い兆候が出てきた証拠だと私も積極的に勉強を教えたところ、水を得た魚のようにスルスルと知識を身につけていく。


勉強したことで素材の状態にも気を遣ってくれるようになり、素材採取もレベルの高いものに変わっていった。


いつのまにか薬草のお世話や、私の調合したレシピの素材採取もできるくらいになった。

何回か同行して慣れてから単独で私のレシピの素材採取をお願いする予定でいる。


なぜなら私独自の薬は効き目もすごいが採取するものも癖が強い。例で言うと、アバレウオの逆鱗(採ろうとすると狂ったように暴れ出す)


ツルギソウの根(敵と認知すると土から得る魔力でほぼ無限に剣のような鋭さのある葉を飛ばしてくる。ついでにダイヤモンドのような硬さの土塊も投げてくる)


月影花(新月の日のみに咲く発光花で引っこ抜いてすぐに、特殊な鉱石の粉末を溶かしたオイルの中に入れないとどんどん光が消える。)などがある。


素材一つ一つに目をキラキラさせているアイにもっと教えてあげたくなり、ついつい寄り道をしてしまうのが最近の嬉しい悩みになっている。




優秀すぎて3ヶ月でもう薬屋を経営できるんじゃないかと思うほどせっせと動くアイに私は感動していた。


ご飯も美味しいし掃除も簡単な調合や素材採取も出来てしまう有能さは、どの店にも喉から手が出るほど欲しい逸材だった。


アイは今日も今日とて薬草採取に行きながら街に買い物へ行き、朝昼夕おやつまできっちり美味しいご飯を作ってくれて、いい香りのアロマオイルのお風呂も入れてくれた。


もう職人レベルの家政婦として雇いたいくらい毎日が充実している。でも当初の目的である試作薬のレシピに使う素材は欲しい。


何故ここまで完璧にできるアイにまだ試作薬の素材採取をお願いしていないかというと、私でも片道5日かかる場所に目的の物があるからだ。


ということは採取も含めて往復10日以上もアイのご飯が食べられないということだ。どこかのご隠居のような硬いパンと野菜スープのみの生活が10日以上…。


想像するだけで遠い目になってしまう。

最終的には体力回復の薬草を齧るだけで終わらせる日もある私にとって、アイが遠出をすると言うのは死活問題であった。


すぐにでも検証しなければならない薬であるため、なるべく早く完成させたい気持ちはある。

でもアイが作ってくれる3食おやつ付きの楽しい日々が10日以上もなくなるのは辛い…


そうして丸一日悩みに悩んだ結果、2日目の朝にぱっと閃いた。作ってくれた料理を収納魔法で保管すれば傷まないのではないか、と。


「ということでこちら熱々だった野菜スープを収納魔法に入れて3日ほどおいたものがこちらになります。

食べて平気であればきっと2週間ほど入れっぱなしにしていても大丈夫でしょう。


迷宮に1ヶ月篭っていた冒険者も魔道具鞄に入れていた食料を食べながら過ごしていたとどこかの本に書いてありましたし、試食します。」


「ごめん何がということで、なのか分からない。

とりあえず検証結果がどうなのか発表するために昼食を食べた直後に野菜スープを徐に出してきたのね。


ふむ…見た目は変化なさそう。湯気は流石に無くなってるね。」


躊躇いなくアイが一口食べる。それに続いて私も食べてみるが、特に味の変化は感じられなかった。


「うん、冷めてるけど特に変わらないね。

恐らくその冒険者の話は干し肉とかの話だろうけど、収納魔法って食べ物入れてもいいんだ…


傷まないのに冷めるのがなんか面白いね。事前に冷やして氷魔法で固めたものを保管するなら問題なさそう。」


うんうんと頷きながら引き続きスープを食べる。

冷たくてもアイのスープはとても美味しい。

材料は全く同じもののはずなのに私とアイの作ったスープでは天と地ほど味が違う。もちろん私が地の方。


食べ終えた器にスプーンを置き、本題に入る。

「では2週間分のご飯をアイにお願いしてから、いよいよ本格的な素材採取をお願いしようと思います。


場所はブラウエスというサンハ聖王国より東側にある島国です。

領土が狭いため周辺の海産物と付近の鉱山からとれる鉱石が主産物のため、皆慎ましやかで穏やかな暮らしを求めに移住する人も多いそうです。


素材の名称や採れる場所は紙に書きますので安心してください。しかし船に乗るのに一度サンハの港町、ハーフェンに行かなければいけません。


国を渡るには身分証明書が必要ですので、一先ず私の弟子という事にして薬師協会へ登録しに行きましょう。」


そんなこんなで翌日は近くの村に行き、マルハロ国の薬師協会に私の弟子として登録しに行った。

小さな村だが国境に近いこともあり、命からがら逃げ出してきた訳あり達が多いため詳しく事情は聞かれなかった。


3日後の早朝。2日かけて2週間分の食事と予備のものを作ってくれたアイはいよいよサンハに向けて出発した。


アイと過ごしていた数ヶ月間が楽しすぎて静かな空間で過ごしていると、1人だけ戦場に生き残ってしまったあの日のような寂寥感におそわれる。


一緒に採取をしたり、共通の話題で盛り上がっていた日々は想像以上に楽しかったようで、すっかり当たり前の日常と勘違いしてしまっていたようだ。


何か使い魔でも召喚して話し相手を作らなければこの先困ったことになるな…

美味しいはずなのになんだか味気ないご飯を機械的に食べながら考えた。


使い魔を召喚したあとは1週間ほど元の静かな暮らしに慣れてきた頃。

その日の午後は特にすることもなく、のんびりリビングで紅茶を飲んでいた。


リビングの小さな窓から差し込む穏やかな日差しを手元に受けながらのんびり茶器を傾けていると、突然家の前に高魔力反応が出た。


反射的に防御魔法と攻撃魔法を展開して警戒していたら勢いよく玄関ドアが開いて、そこに現れた人物に驚いた。想定より1週間ほど早い帰宅だった。


「ただいまー!!寂しかった?

めんどくさかったから素材全部集めたらすぐ転移魔法で帰ってきた〜。すごく活気付いてて高価なものも出回ってたよ〜。


材料はいつもの調合室に置いとくね。あと疲れたから少し寝る。」


色々な驚きを処理できずに固まった私を置いて、ティーポットの残りの紅茶を注いでゆっくり飲んでいる。

その姿を見てようやく再起動できた。


「おかえりなさい。転移魔法を遠方から使えるとはさすがリッチですね。明日は試作薬を試しに魔物の森に行きます。採取したいものもあるのでお手伝いをお願いします。

お疲れ様でした、ゆっくり休んでください。」


「リッチってすごいでしょ〜」と、ニヤリと笑った彼女はそのまま調合室の方へ足を向けた。そのまま寝室で横になるのか、歩きながら全身に洗浄魔法をかけている。


この紅茶を飲んだら試作薬を今日中に作り上げなければ。午後の穏やかな日差しを浴びながらこれから調合する薬の段取りを頭の中で立てていく。


この試作薬にはセイレーンのエラ、ダルマサメのヒレ

、光キノコの胞子、妖精の鱗粉、一角獣の角、毒蛇の牙を使う。


サイレーンやダルマサメの素材採取地は島国から3日かけて、南東へ進み続けた先にある小さな岩が目印になっている。


セイレーンは警戒心が強く滅多に姿を現さない。

しかし小さな岩の上に立って水面下で一定のリズムを保ちながら魔魚や魔物誘引薬を落とすと、警戒心が薄くなるのか姿を表すと図鑑に書いてあった。


コツは絶対に魔法を使わないことと、極力無心でやること。アイは上手くできたようで安心した。


試作薬を完成させるために調合室へと向かう。

素材を加工するのに多大な時間がかかるけど、加熱、乾燥、粉砕、湿潤ぐらいの単調な魔法を使うためかろうじて同時進行ができる。

徹夜で取り組めば深夜にはできるだろう。


もくもくと作業を進めて大きな甕一つ分ほどの薬が完成した。アイが沢山素材を集めてきてくれたおかげで、同じ素材をまた1週間かけて採りに行く必要はなさそう。


今回使う分を小さな壺に入れる。出発する時に忘れず持っていくことだけ覚えていれば良い。

日付が変わるくらい夜も更けていたが想定より早く終わったため、3時間くらいなら仮眠がとれそうだ。


収納魔法からアイが作ってくれていたご飯を取り出し温めて食べる。今日はちゃんと美味しい味を感じることができたのが嬉しかった。




早朝、日が昇ると同時に起きて今回持っていく装備の確認を念入りに行う。念のため体力と魔力回復薬の上級を5本ずつ、魔物避けを3本、目眩しを2本準備した。包帯や武器も忘れずに持っていく。


今回行く魔物の森はマルハロ国との境界線辺りだが、ここ数週間前から魔物が増えている。強い魔物も境界線辺りに来るようになり、魔物の森近くの村が魔物被害を受けてどんどん数を減らしている。


姉に危害を加えた人間が大嫌いで助けたと思われるのも癪だが、それぞれが安心して暮らせるような場所をきちんと確保出来ていれば不用な諍いは減るものである。


関わり合いになりたくないのはあちらも同じだろうから、今回は助けてあげるだけだ。報告に行った時には少し報酬を上乗せしてもらうけど。


アイがまだ眠そうな顔をしながら起きてきたのを確認して、収納魔法からご飯を取り出して一緒に食べる。

アイの着替えを手伝って、マルハロ国と魔物の森の境界線に転移した。


私が作っていたものは地面に撒くと淡く発光するという試作薬だった。今までのものは持続性がなく、なるべく長期間発光し続けられるものをと改良を続けた結果やっと満足のいくものができた。


この前は1回分しか撒けなかったが、これからは1週間おきにここへ来て薬を撒く予定だとアイに伝える。


境界線へ少し太めに小さな壺が無くなるまで線を引いていく。アイは魔物を片付けていて、私が作業に集中できるように先回りして周囲を見やすくしてくれている。


魔力探知魔法を周辺の瘴気を探知するように変えながら、空を飛んで風魔法で薬が飛散して行かないようにまとめつつ、薬に魔力を纏わせて淡く発光させながら薬を撒くため疲労と集中力を多大に消費する。


半年前に初試作薬を撒いた時と比べて魔物の数が多く、強くなっている。1人で魔物を倒しながら行っていたら倒れかけていたかもしれない。


この検証作業が終わったらアイに報酬を弾んで渡そうと思いながらひたすら作業を続けていった。


薬を撒く日以外はいつも通りの日々を3ヶ月間過ごした。薬が発光し続けているのを確認しながら黙々と進め、最後の一回を撒き終えた。


検証が1ヶ月を経つ頃から思っていたことだったが、達成感と共にこの場にいる2人は確信した。


森がこの世界を飲み込もうとしている、と。


最初の違和感に気づいたのは転移陣の設置しているあの大きい木立のある場所だった。


元々はあの場所も精霊たちが集う森の中だった。それが徐々に暗闇に飲まれるようになってしまい、妖精たちも瘴気のある場所には近寄れないため、日に日に姿を見ることは無くなっていった。


その頃からずっと森が動いているという証明になるものをと試行錯誤し、今の試作薬に至った。

あれには魔物避けの成分があり付近を襲う魔物対策にも利用できるように作っている。


少しは魔物の被害も減らせたら良いと考えながら作ったが、効果はあったらしく周辺の魔物被害が減少した。

店の魔物避けの薬も近くの人々が積極的に買い求めるようになったためアイと一緒に代用品を作り、素材を集めに行く日々を過ごしていた。


辺りが発光している森の中を眺めていると、ふと、線が斜めになったり丸みをおびたりしていることに気づいた。

アイに違和感を伝えると空を飛んでみてみたらどうかと提案され、上空から魔物の森を見てみることにした。


森が大きい人型のようで国々を飲み込もうとしているかのような形をしていた。


すぐに降下しアイに黒いローブと黒いドレスを見に纏わせ、私も身につける。アイに目的地を伝えたらすぐさまマルハロ国の王城入り口に転移し、近くの衛兵に要件を伝える。


衛兵は慌てて中へ走っていった。

近頃の魔物の被害拡大について有用な薬を作ってきたと伝えたら大喜びで王は謁見を許可したらしく、すぐさま案内される。


始まりの挨拶は省略し、魔物の森の現状と森の様子を収めた記憶結晶、魔物避けの薬、登録した場所へ緊急転移できる薬を手渡し、話を終える。


マルハロ国お手製の薬は全て私が愛情込めて育てた子達である。私の薬はよほど効くのか他国へ高額に売りつけても飛ぶように売れる貴重な財源らしい。


ということは私がこの国の財源を担っているようなもの。極力機嫌を損ねないように程よく搾り取ろうとしているのが目に見えてわかる。


早く動かなかったら薬を作るスピードを今の半分にしてやろうと内心画策する。

想定より深刻な事態に陥っている。これからのことを考えねば。

〜とある日の薬屋〜



朝の爽やかな日差しが差し込むテーブルにどんどん料理が置かれていく。

あくびをしながら徹夜明けのガーネットがやってきて食卓につく。今日はバタートースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、サラダのワンプレートにコーンスープがついている。


普段のガーネットは寝覚めがよく朝はあまり食べられないが昼はたくさん食べられる。食べすぎると夜が食べられなくなるという標準的な胃の持ち主である。


しかし向かいに座ったアイは凄かった。

ガーネットと同じ1人分の朝食に今朝狩りたての山盛り魔物肉ステーキが皿に乗っていた。


アイは早朝に村付近の魔物の森で狩りをすることが日課になっている。

本人は早朝の散歩ついでと言っているけど実際は村の人たちに愛着があって、村が魔物被害に遭わないよう守ってあげている。


村人たちから度々食べ物や日用品のお裾分けをもらっていることから早朝の日課を知っている人はアイへのお礼としても、この薬屋に訪れているのだろう。


本人は村への貢献を表立って言わないが、豊作だったことや動物の生育度合いを語りにくる村人たちの話をきちんと聞いて嬉しそうにしている。


アイは少し照れ屋さんだが情に厚く、良いリッチだ。

これからも彼女がここにいる限りのんびり楽しく過ごしていきたい。


そんないい感じに締め括り、今まで一緒に生活していてずっと気になっていたことを今回は話そうと思う。

題材は[アイは大量に食べてもお腹が膨らまないことについて。]


今の山盛りご飯を毎食食べてるアイはあまりにも変わらなすぎる。しかも食べるスピードが早く、食べ物が口元で消えているように見える。

たくさん食べたあとも体調不良はなく元気に毎日動いている。


見た目はそのまま人間だが、中身は全く異なるのだろうか?そろそろ日も経って仲良くなっている今だからこそずっと気になっていたことが聞ける。いざゆかん、怒られたら素直に謝ろう!


「ところでアイはいつもたくさん食べられていてすごいですね。

リッチは摂取した食物を人間のように消化するのでしょうか、それとも体内の魔力として吸収するとか?

胃がもたれるとかも一切無いのでしょうか。」


魔物肉がみるみる無くなっていくのを観察しながら聞いてみたら、アイはこともなげに話してくれた。


「後者が正解。魔物は体内に取り入れた食物を自分の魔力に変換させることができる。

全部魔力に変換するから排泄とか必要ない。死んでるし内臓とか何もないからね。


魔力を効率よく摂るには魔物が最適だからよく食べてるの。普通のご飯だと魔物肉の1/3しか含有魔力がないから食べるのもめんどくさくて。


散歩ついでに狩ってたら魔物の山ができるから処理ついでに食べてる。」


地産地消というわけだ、とても素晴らしい循環に感心しながらもそもそと私もご飯を食べる。


「魔物肉は瘴気が含まれていて食用にしてはいけないと国で制定されていますが、美味しいものなのでしょうか?

魔力を個体から抜けば普通の人間でも食べられるのではないかと思いました。」


あー、とアイが微妙な顔をして呟く。

「私一度死んでから五感が無くなったり鈍くなってるんだよね。

無くなっているのが味覚と痛覚でさ、味のことはわからないんだよねー。

料理とかも昔の感覚を思い出して作ってるから好みが合わなかったら教えてね。」


あとは感覚が鈍くてまともに使えないけど強化したり補助魔法で補ってるから問題なし!死んだけどめちゃくちゃ魔法を使えるし苦労はしてないかな。

と、割と重要な情報をアイは話してくれた。私のリッチ図鑑に大量に情報が入ってきて少しパンク気味になってきた。


「なるほど、では魔法を大量に使う場合などは魔物を食べながらでしたら無限に魔法を打てることになるのですね。」


「そうだよー、魔物が大量発生したら私は前線で魔物を食べながら使い魔たちと一仕事してるかな。

だからこの家とか村のこととかお願いね、『赤月』の魔女さん?」


動揺してコップを少し強く置いたことでガチャっと音が鳴る。久しぶりに聞く名前が耳に入ってきて危うくミルクを吹き出しかけた。

「ちょっと待ってください。それ、どこで知ったんですか!?」


ご機嫌にご飯を食べながらアイが答える。

「さあね〜」


さあ、今日も1日薬屋の経営が始まる。

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