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08-01-19

僕は今まで書き溜めた散文の集合体によって、世間様には痛いと修飾されてしまうのだろうか。まだこれからも書き連ねていくだろう僕は、このままずっと痛い奴なんだろうか。悲しい。僕の事でありながら、これを止める事はどうしても叶わず、痛い奴になるのをどうにも避けられないのが悲しい。僕は話し相手が居ないなりに、僕に話しかけていただけなのにな。人に話す事を制限したのは僕自身だけど、話し相手になってくれたのも他でもない僕だった。世界を窮屈にしたのは僕だけど、世界とは僕にとって僕自身でしかなかったから。

痛い奴にならない為に、僕は僕を隠し通さなければならない。客観とは怖い化け物だから、自分の目を潰されない為にも客観からは逃げなければ。僕の中に飼っている客観だけで十分だ。手一杯なのだ。他の客観まで加わって食い殺されないよう逃げなければ。

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