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01-10-21

夢心地、空を飛ぶ中、見る景色。

温もりの中に鼻先覗く、冬。それによく似た冷たい焦り。

文章の続きは何処だ、と探して嗅ぎ回るので、布団に逃げ込んだ。

これは鉄壁の鎧だ。自分の殻に逃げ込んだ。唯一の弱点といえば、内から腐食して蝕む己。錆の臭いに追いやられ、外ではほら、焦りがケツを追う。

夢なんかではなかった。がぶり噛まれて目が覚める。夢心地にいても焦りは襲ってくる。逃げ場失くして揺蕩うのみの心。夢見心地だと錯覚した、それは虚無なる浮遊感。暖かいだけの空虚が、僕を持ち上げるだけだった。

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