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03-22-19

惰性の毎日と死の間に挟まった時間を人生と呼ぶ。何も見えない癖してああだこうだ言い合って方向を決めては歩く。歩く中で他人と出会って、何処から来たのか聞き合って、行き先を違えたり合わせたりもして。すれ違った者も道を共にした者も、方向を疎らにまた歩き出す。果たして皆何処に行けるだろうか。死である。しかしこんな周知の事実に実はない。

だから前提から変えなければいけない。どうせ死ぬのだ、惰性で無駄にはしたくない。出来ない。

好きな事を探さなければいけない。したい事を探さなければいけない。だが俺のしたい事とはなんだったか。最期には幸せに死にたいのだが、今寿命で死ぬと考えるとどうにも死に切れない。何故か。死を考えて生きたくない。過ぎた生を考えて死にたくないのだ。

俺は、生きるために生きて、死ぬために死ぬのだ。

そんな事実を再確認してもやはり実は無い。


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