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09-29-20

僕が文字を書くことに、これ以上何の意味があるのでしょう。自分に問うてしまいます。遠くで電車の音が聴こえました。車社会のこの田舎で、意識して電車の音を聴くのは久しぶりです。線路を叩いて響かせる車輪の音が、かつての遠出を思い起こさせて懐かしく感じました。

あの頃は良かった、と言ってもまだたった半年ほど前の話です。

文字書きの才能が無くてもそうとは気付かず、言葉を生む事が楽しいと感じられた、生むという表現も今では烏滸がましいのですが、そんな時代でした。長編を書き連ねる事に意味があると、薄々と思っていたにも関わらず散文しか書けないのだから、小説家になんぞなれるわけがない。僕はその現実を見ないように、より一層下手な文字書きに勤しんだのです。

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