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06-21-20

嗚呼、僕らの世界は人生を語るばかりで、今をどうこう言ったってキリがないのに。色付けて、音に乗せて、心が揺れただのなんだのったってさあ。

凝り固まった夜に、心は震えないぜ。声を大にされても、君の怒りに熱は無いぜ。

生きる事に不真面目と言われるが、適度に欲には従ってきた。これを上手く生きていると呼んでくれないならば、嗚呼、どうせ僕は生きるのが下手だ。

くそったれって、怒りの矛先に投げ付けた。目先の物に腹立つばかりならいっそ目ん玉すら投げ出してしまえ。そんなもの犬すら食わない。役に立たない。反吐が出るばかりだ。罵ってみた。罵ってばかりのくそったれな僕だ。


僕は生きるのが下手だ。そんな既知の事実、なんだって四六時中突き付けられなければならない。

僕は生きるのが下手だ。どうしようもない事こそ叫びたくなるけど、叫んだって仕方ないって、最近知った。

生き方を教えてくれって、叫んじゃダメなのか。

声に出しちゃダメなのだ。最近やっと知った。

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