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あやしの診療所―のんのん先生とぼく―  作者: みどりりゅう


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223/428

アチラのお医者さんとなぞの玉3の19

「われわれが今こうして存在している宇宙もそうですが、その始まりはほんの小さな一点……それがあるとき大爆発を起こしてぐんぐんひろがっていったと考えられています。いわゆる膨張宇宙論ってやつです。

 爆発する前の宇宙はどうなっているのかって、だれも見たことないからわかりませんでしたけど、あんな卵になってるんですね。各地にのこる世界創造の卵生神話ってのも、あながちウソじゃなさそうだ。

 しかし、まさかあの銀の玉が『宇宙卵』だったとはね。クロハさんが孵化させたくなるのも、ある意味自然なことでした」


 先生はわらうと

「もしガンジロウが昨日ビッグ・バンをおさえこまなかったら、たしかにこの今われわれがいる宇宙はなくなっていたかもしれませんね。少なくとも、この地球ぐらいは消し飛んでいたでしょう」


 こわいことを言うと、つづけて

「正直言うと、わたしはあのとき、世界卵をジェームスくんに飲みこんでもらうしかないかと真剣に考えたんです

 ああ。そういえば、たしかジェームスの胃袋はどこかの異世界につながっていたんだっけ。

 でも、そんな強烈な爆発物をだいじな友達に食べさせることは、ぼくは反対だよ。おなかをこわしでもしたら、どうする気?

挿絵(By みてみん)

「ええ。ですからガンジロウが来てくれて、ほんとうに助かりました」


 卵を見ると、昨日爆発があった直後ともだいぶん様子がちがっている。


「昨日誕生してまもなくは、核融合反応があったうえでのプラズマ状態が続いていましたが、今はもうだいぶんと冷めて、にごってきだしましたね。

 水素原子は出来ているようですから、もうちょっとしたら、さらにいろんな原子が生成されるでしょう。そうしたら、それらの粒子から成る渦巻き構造……銀河とかもできてくるでしょうよ」


 なにを言ってるんだか、ぼくにはちんぷんかんぷんだ。



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